きゅうこうべきょりゅうちじゅうごばんかん

明治13年(1880年)、または明治14年(1881年)、竣工。
木骨煉瓦造(もっこつれんがぞう*1)、建築面積170.9㎡、二階建、桟瓦葺(さんかわらぶき*1)
附(つけたり*1)  境界煉瓦塀および石柱
国指定重要文化財  平成元年(1988年)、指定。





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「慶応3年(1868年)の兵庫開港により、126区画、25.8haの外国人居留地が開設され、商館を中心として領事館やホテル、教会などがつぎつぎに建てられました。
15番地のこの場所に、明治14年頃に建築されたこの建物は、神戸市内に残された異人館としては最も古い建物で、木骨煉瓦造2階建、寄棟造(よせむねづくり*1)、桟瓦葺(さんかわらぶき*1)で2階は南側両端にペジメントをつけ、コロニアルスタイルの解放されたベランダを持ち、外観は石造り風意匠となっています。」*3

明治14年(1880年)から10年間、アメリカ領事館として使われた。
その後いくつかの企業の所有を経て、昭和41年(1966年)より現在まで、株式会社ノザワが所有。
平成7年(1995年)の阪神淡路大震災で全壊するが、その後修復工事がなされ、文化財補修としては初めて免震工法を採用、平成10年(1998年)に再建された。
平成10年にレストラン、およびカフェとして開業。平成24年(2012年)2月に一時閉鎖されていたが、同年9月に再びレストラン「Tooth Tooth maison 15」として開業。現在に至っている。*2

なお、訪問時は2012年5月でレストランは閉鎖中であり、内部を見ることはできなかった。

建築に関する資料、再建時の免震工法については、株式会社ノザワの公式サイト参照。

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 附(つけたり)に指定されている、境界煉瓦壁と石柱。

左:石柱の基礎。15番地と16番地の境界であることが分かる。
右:石柱の解説。
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神戸市教育委員会による現地案内看板。
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下の画像、建物の右隣の歩道に、ちょっとした出っ張りがある。これは、国の登録有形文化財である、旧神戸居留地煉瓦造下水道
また、画像右側の道路の更に右にある大きな建物は、やはり国の登録有形文化財、神戸市立博物館
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見学メモ

アクセス
<鉄道>
神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前」駅から徒歩約6分(約500m)。
阪神電鉄本線、JR東海道本線、山陽電鉄神戸高速線「元町」駅から徒歩約11分(約900m)。
阪急電鉄神戸線、JR東海道本線、山陽電鉄神戸高速線、神戸空港と神戸市街を結ぶ神戸新交通ポートライナー「三宮」駅から徒歩約10分(約800m)。

<クルマ>
半径200m以内に、複数の民間駐車場有。NAVI TIME 駐車場検索で、「tooth tooth maison 15」で検索。

google map

普段の見学
記事掲載時点で、内部はレストランとして営業中。なので内部の見学はレストラン「Tooth Tooth maison 15」に問い合わせる。営業時間は11:00~23:00。休業日、メニューなど詳細は、下記問い合わせ先を参照。

特別公開
情報は特になし。

問い合わせ
内部の見学は、レストラン「Tooth Tooth maison 15(Tooth Tooth 本店)」へ。


*1 用語解説参照。
*2 株式会社ノザワ 公式サイトより
*3 神戸市教育委員会による現地案内看板より
by h9w457y8i | 2012-10-21 12:38 | 兵庫 | Comments(2)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。
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