Sydney Opera House

1959年に建設が開始され、1973年、竣工。

世界文化遺産  2007年、登録。

シドニー・オペラハウス 近景の記事








世界文化遺産 登録基準 ( i ) 人類の創造的才能を表現する傑作。

1973年に竣工したシドニー・オペラハウスは、建築構造と建築デザインの双方において、創造性と革新性を共に併せ持つ、20世紀を代表する偉大な建築物である。この素晴らしい都市彫刻とも言うべき建物は、シドニー湾に突き出た半島の先端という風光明媚な場所に位置しており、建築界に永続的な影響を与えている。シドニー・オペラハウスは、二つのメインホール、レストランの3つの建物群から成り、それらは連結されたアーチ状の「シェル」によって覆われている。これらシェル構造の建物は、一つの広大なプラットフォームの上に置かれており、また歩行者用コンコースの機能を持つテラスにより囲まれている。1957年、国際的デザインコンペでデンマークの建築家、ヨーン・ウッツォン(Jørn Utzon)の設計案が採用された。これは建築への全く新しいアプローチだった。*1
現在登録されている世界遺産の中では、もっとも新しい。

シドニー・オペラハウスでは、シドニー交響楽団とオペラ・オーストラリア、オーストラリアン・バレエの本拠地として定期公演も開催。そのほか、音楽や演劇、オペラ、コンサートなど、多彩なパフォーマンスが行われている。年間約3000のイベントが上演され、毎年200万人もの観客が訪れるまさにオーストラリアの芸術の拠点である。*2

オペラハウス公式サイト内の建物案内ページは、建物の構造とデザインの特徴、建設の歴史の解説、建設中の建物や設計者ヨーン・ウッツォンなどのフォト・ギャラリーと、かなり充実した内容。英語のみなのが残念。







世界遺産、緩衝地帯に指定されている王立植物園から撮影。
b0212342_102131.jpg

b0212342_1043062.jpg

b0212342_1044585.jpg


左はレストラン、右がオペラ劇場とコンサート・ホール。
b0212342_1071430.jpg


b0212342_1081570.jpg

b0212342_1083935.jpg

b0212342_1085150.jpg

b0212342_109490.jpg


左がコンサート・ホールの屋根、右がオペラ劇場の屋根。
b0212342_10135690.jpg


オペラハウスの南東部から。
b0212342_10144834.jpg


南東部入り口にのみ、このようなゲートがある。
b0212342_10153683.jpg


左から、レストラン、コンサート・ホール、オペラ劇場。
b0212342_10162066.jpg


建物の位置関係。
b0212342_10185246.jpg


レストラン。
b0212342_10192661.jpg


オペラハウスの西~北西面。シドニー湾内の公共交通機関、シドニーフェリーから。
b0212342_950533.jpg

b0212342_9501726.jpg

b0212342_9503449.jpg



世界遺産、、緩衝地帯に指定されているハーバー・ブリッジ(Harbour Bridge)。
1932年竣工、最上部の海面からの高さ、134m。
b0212342_1054524.jpg

b0212342_10213866.jpg

よく見ると、橋のてっぺんに人が。工事関係者ではなく、観光客。橋の上を歩くツアー(Bridge Climb)がある。
b0212342_10222237.jpg





ハーバー・ブリッジと同じく、世界遺産の緩衝地帯に指定されているロイヤル植物園。
b0212342_10392624.jpg

b0212342_10394749.jpg


オペラハウスから南東方向のロイヤル植物園を望む。
b0212342_10403574.jpg


オペラハウスから東方向。この先は太平洋に通じている。
b0212342_10315467.jpg





見学メモ
シドニー・オペラハウス 近景記事を参照。
google map



*1 ユネスコ世界遺産公式サイト内、シドニー・オペラハウス案内ページを独自に和訳したもの。
*2 オーストラリア政府観光局公式サイト内、シドニー・オペラハウス案内ページより
by h9w457y8i | 2012-02-29 10:45 | オーストラリア | Comments(0)

ロンドン DLRの乗り方

DLRとは、ドックランズ・ライト・レイルウェイ(Docklands Light Railway) の略。
ロンドン東部を走る鉄道で、ロンドン市のロンドン交通局が管理している。特徴は以下の通り。

コンピューター制御による無人自動運転。
改札口のない信用乗車制度。下に詳述。
基本的に駅には駅員がいない。
全駅がバリアフリー化されている (地下鉄は逆にバリアフリー化されている駅のほうが少ない)。


DLRのシンボルマーク。DLRの駅に行くときは、このマークを追いかける。
b0212342_10182025.jpg

b0212342_9441143.jpg


路線図こちら。地下鉄の路線図と一体になったもの。図の右側、青の二重線の部分がDLRの路線。DLRだけの路線図もあるが、前者のほうが使い勝手がいいと思う。
図を見ると、地下鉄の駅と直結している、つまり乗り換えのときは地下鉄の改札口を出なくてもいいような描き方がされているが、実際は別の鉄道の駅が隣接しているだけ、というイメージで、一旦地下鉄の改札を出てから、DLRの乗り場に行く。


各駅の時刻表こちら。始発と最終列車の時刻が記載されている。4~10分に1本。



運賃はゾーン制。ロンドン地下鉄=UNDERGROUNDと共通の路線図を見ると、それぞれの駅がどのzoneに属しているかが描かれている。ロンドン市街地中心部がzone 1、そこから同心円状にzone 2, zone 3となり、一番外側がzone 9だが、DLRはzone 1~4を走る。
運賃表はこちら。たとえば、ロンドン塔近くの「Tower Gateway」駅から、グリニッジ天文台最寄り駅の「Cutty Sark for Maritime Greenwich」駅までの運賃は、zone 1からzone 2となるので、現金で切符を買った場合4.3ポンド、オイスターカードで乗った場合、off peak時間帯で2ポンド、peak時間帯で2.7ポンド。オイスターカードを使っての乗り方はのちに詳述。peak, off-peakについては、オイスターカードの記事を参照。



この自動販売機できっぷを買う。自分はいつもオイスター・カードを使うので、具体的な買い方は不明。でも、そんなに難しくはないと思う。
b0212342_1065450.jpg

自動販売機を使うときの注意点は、
紙幣=NOTE が使えない機械がある。使える場合も、20ポンド紙幣しか使えない機械がある。
クレジットカードでの支払いも可能。

DLRには改札口がないし、駅には基本的に駅員もいないので、買ったきっぷは機械に通したり係員に見せる必要は、基本的にはない。=信用乗車方式。 ただし、列車内での検札がしばしば行われており、そこで不正乗車が判明すると、80ポンドのペナルティー料金が科されたり、場合によっては起訴される可能性がある。*1





オイスターカード(Oyster Card)での乗り方。
b0212342_10161466.jpg

オイスターカードは、日本のSuica、PASMO、ICOCAと同様のタッチ式プリペイド・カード。オイスターカードの入手、チャージなどの使い方については、こちらの記事を参照。

駅のホームの周辺には、こういう一見小さなゴミ箱みたいな機械がいくつか立っている。この上面の黄色い丸い部分に、乗車する前と、降車した後にタッチする。そうすると、降車時のタッチのときに運賃が差し引かれる。
b0212342_1021582.jpg


改札口がないので、上の機械にタッチしなくても乗り降りはできなくはない。しかし車内検札がしばしば行われており、何度か当たったことがある。このときに不正乗車が明らかになると、80ポンドの罰金か、場合によっては起訴される可能性もある。*1
検札係員がテレビのリモコンのような機械を差し出してくるので、それにオイスターカードをかざす。

不正乗車をするつもりはなく、乗るときか降りるとき、どちらかうっかりタッチするのを忘れると、検札に引っかからなくても、次にタッチしたときに、8ポンドほど差し引かれたような記憶がある。





列車への乗り降りの際、ドアが開くのは自動ではなく、自分で行う。
b0212342_10512071.jpg

ドアの真ん中にこのようなボタンがあり、開けられるドアは、ボタンの周辺が白く光るので、ボタンを押すとドアが開く。
列車から降りるときも同じ。ドアの車内側にも同様のボタンがある。
開けたドアは、発車時に自動で閉まる。



記事中のリンク先はロンドン交通局(Transport for London)公式サイトのページ。もしもURLが変更になりリンク先にジャンプできないときは、ロンドン交通局ホームページへ。英語のみだが、それほど分かりにくくはない。



イギリスの鉄道 乗り方リスト



*1 ロンドン交通局公式サイト内、ペナルティーに関する案内ページより
by h9w457y8i | 2012-02-28 09:52 | イギリス | Comments(0)

世界文化遺産

ウィランドラ湖群地域(複合遺産)
ウルル-カタ・ジュタ国立公園(複合遺産)
カカドゥ国立公園(複合遺産)

b0212342_1443623.jpgシドニー・オペラハウス
遠景近景
b0212342_1453714.jpgオーストラリアの囚人遺跡群
(ハイドパーク・バラックス、パラマッタの旧総督官邸、キングストンとアーサーズ・ベール史跡地区、ブリッケンドンとウルマーズの不動産群、ダーリントン保護観察所、オールド・グレート・ノース・ロード、カスケーズ女子工場、ポート・アーサー、ソルト・ウォーターリバーの炭鉱史跡、フリーマントル刑務所)
タスマニア原生地域(複合遺産)




世界自然遺産

ウィランドラ湖群地域(複合遺産)
ウルル-カタ・ジュタ国立公園(複合遺産)
オーストラリアのゴンドワナ雨林
オーストラリアの哺乳類化石地域(リヴァーズレー/ナラコーテ)
カカドゥ国立公園(複合遺産)
クインズランドの湿潤熱帯地域
グレート・バリア・リーフ
タスマニア原生地域(複合遺産)
西オーストラリアのシャーク湾
フレーザー島
ロード・ハウ諸島

.

by h9w457y8i | 2012-02-27 11:17 | オーストラリア | Comments(0)

b0212342_11404767.jpg

ロンドン地下鉄=UNDERGROUNDだけでなく、DLR、バス、地上を走る鉄道overground、トラムリンク、テムズ川の水上バスといったロンドン交通局が管理する全ての交通機関、およびほとんどのナショナル・レール(National Rail. 旧イギリス国鉄)の駅で使えるプリペイド方式のタッチ式ICカード。*1 日本のsuica、PASMO、ICOCAと似ている。違うのは、日本のカードは乗車料金のみならず駅売店などでの買い物にも利用できる電子マネー機能がついているが、オイスター・カードは今のところ乗車料金の支払いにしか使えない。


このカードの最大のメリットは、使用する時間帯や路線により、現金よりも15~75%オフの大幅な割引料金が適用されること。そして、一日に何度も乗り降りする場合、一定金額以上は課金されない(=price cap)こと。つまり、一日乗り放題券を兼ねている。

料金表を見ると、「Oyster pay as you go (プリペイド方式のオイスターカードを使った場合)」の欄の料金は、総じてcash=現金よりも安い。具体的に言うと、ヒースロー空港のあるzone 6からロンドン市街中心部のzone 1までoff peak時間帯に往復する場合、現金だと10.6ポンドかかるが、オイスター・カードだと5.8ポンドですむ。45%引き。更にzone 6からzone 2のoff-peak時間帯では、なんと75%引き。

料金表にあるpeak時間とは、月曜日から金曜日(祝日を除く)の06:30~09:30と16:00~19:00. つまり、それ以外の時間帯がoff-peakとなる。ただし、zone 1を平日の16:00~19:00に通った場合はoff-peak料金となる。ここで言う時刻は、駅に入るために改札を通った時刻。

price capとは、一日に何回改札口を通っても、この金額以上は課金されない、ということ。*2 price capは自動で行われるので別途の手続きは不要。何回乗ればでそれ以上の料金が課金されないかは、利用する時間帯、乗車区間で異なるが、おおむね2~4回よりも多く乗れば元が取れる。料金表参照。


入手方法
underground利用の場合、駅のきっぷ販売窓口で入手できる。
「I 'd like to have a Oyster Card, please」(オイスターカードください)と言うと、「How much top up?」(いくらチャージするんだ?)みたいなことを聞かれるので、5~100ポンドのキリのいい金額を言う。
カードの入手には、チャージする金額に加え、5ポンドのデポジット(保証金)が必要。これはカードを使わなくなったとき、駅のきっぷ販売窓口でカードと引き換えに返却される。なので、チャージする金額+5ポンドを渡すと、チャージされたカードを、ビニール製のホルダーといっしょにくれる。ホルダーはただのサービスで、それに入れないとカードが機能しないというわけではない。
オイスター・カードを買える自販機が大きな駅には設置されているらしいが、自分は使ったことがない。


カードの裏面には細かい字でいろいろ書かれている。オイスター・カードはロンドン交通局の管理下にある、だとか、ロンドン交通局以外の交通機関で使う場合は当該交通機関管理組織の定める規定が適用される、だとか、普段の実用にはあまり関係のないことなので、気にしなくていいと思う。
b0212342_11432457.jpg


UNDERGROUNDでの使い方
b0212342_11535361.jpg

改札口を入るときと出るときに、自動改札機の黄色い丸い部分にカードをタッチするだけ。日本のICカードの場合と同じ。
なお、日本の自動改札に比べて、タッチしてから改札機の扉が開くまでのタイムラグが長い。1秒もないけど、改札機内で立ち止まることもしばしば。
また、日本のICカードの場合、出口の自動改札機にチャージ残高が表示されるが、undergroundの場合、表示されない改札機もある。


DLRでの使い方については、DLRについての記事を参照。


バス、リンクトラムでの使い方
underground, DLRの場合と異なり、乗車時のみにタッチする。
バスの場合、前方の乗車口から乗り、運転手の横の黄色い丸い部分にタッチする。降車は中央の降車口から行うのが原則だが、乗る人がいなければ前方の乗車口から降りる人も多い。


チャージ、残高確認
チャージ=top upは、きっぷ自動販売機、あるいは駅のきっぷ販売窓口で行う。
b0212342_1155261.jpg

残高確認を自販機で行う場合、液晶画面には触らずに、黄色い丸い部分にカードをタッチすると、チャージ残高が液晶画面に表示される。

チャージするには、チャージ残高が表示されたときの画面の指示に従えばよい。残高表示画面下の他言語バーをタッチ → 言語選択画面で「日本語」を選択。あとは日本の自販機でのチャージと要領は同じである。プリペイド方式=pay as you go、チャージ=top up さえ覚えておけばカンタン。
チャージは現金、クレジット・カード(自販機では日本語で「銀行カード」と表示されるが、クレジットカードのこと)でできる。自販機によっては紙幣=NOTEは不可の場合や、使えても20ポンド紙幣しか使えない場合がある。上の画像の自販機には「20ポンド紙幣のみ」の注意書きがある。



イギリスの公共交通機関の乗り方関連の記事



*1 ロンドン交通局公式サイト内、オイスター・カード案内ページより
by h9w457y8i | 2012-02-20 12:02 | Comments(0)

UNDERGROUNDとは、ロンドン交通局(Transport for London)が管理する地下鉄のこと。「Tube」と呼ばれることもあるが、街中の案内看板の表示は、もっぱら「UNDERGROUND」である。世界の他の地下鉄のように、Subway, Metroと表示されることはない。
11の路線、270近い駅を持ち、世界有数の規模を誇ると同時に、世界最古の地下鉄でもある。1863年の開業当時のトンネルを今でも使い続けている場所もある。*1 他の地下鉄に比べ、トンネルが狭く、それに合わせた列車の車内も狭いのが特徴。


トンネルの形に合わせ、屋根が丸くなっている。
b0212342_16595689.jpg


undergroundのシンボルマーク。ロンドン市内のいたるところで見られる。
b0212342_935034.jpg



路線図こちら(PDF)。

日本からの直行便が到着するヒースロー空港にも、ピカデリー線(Piccadilly Line)の駅が3つある。「Terminal 1-3」駅(terminal 1, 2, 3の中心付近にある)、「Terminal 5」駅、「Terminal 4」駅。いずれの駅からも市街中心部にPiccadilly Line 1本で行ける。ハイド・パークそばのGreen Park駅まで所要時間約50分。現金で5.3ポンド、オイスター・カードを使いoff peakの時間帯に乗ると2.9ポンド。*2 運行頻度は5~7分に1本。
先に述べたように車内はかなり狭いが、各車両に6~8箇所あるドアのそばには座席がないところがあり、大きなスーツケースでも1~2個は楽に置けるスペースが、車両ごとに5~6か所程度ある。(車内の画像は後日up予定)
空港の到着ロビーからピカデリー線のきっぷ売り場までは、「UNDERGROUND」 あるいは「Train」の表示に従って進む。
ただし、航空会社にロンドン市内までの鉄道での移動方法を尋ねると、undergroundのピカデリー線ではなく、undergroundとはまったく別路線のヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)かヒースロー・コネクト(Heathrow Connect)の利用を案内されることが多い。ヒースロー空港発、パディントン(Paddington)駅行き。所要時間は、Expressが直行で約15分、途中停車するConnectが約26分。料金はExppressが19ポンド(First Classは28ポンド)、Connectが8.5ポンド。運行頻度は、Expressが15分に1本、Connectは30分に1本。オイスター・カードは使えない。*3*4 


運賃はゾーン制。 たとえば、ロンドン市街中心部はzone 1、そこから同心円状に外側に向かってzone 2, 3…となり、ヒースロー空港はzone 6に属する。どの駅がどのzoneに属しているかは路線図参照。そして料金表を見ると、各zoneからzoneまでの料金が記載されている。cashは現金、その隣の "Oyster pay as you go" は、オイスター・カードでの運賃。



自動販売機でのきっぷの買い方
b0212342_149775.jpg

この機械では、硬貨、紙幣(note)、クレジットカード(bank card)が使えるが、中には紙幣が使えない機械もある。

タッチパネルの黄色く囲った部分は対応言語の表示。この中に「日本語」がある。この部分をタッチし、あとは画面の指示に従えばきっぷが買える。
なお、画面に「銀行カード」という表示が出てくるが、これは「Bank Card」の直訳であり、クレジットカードのこと。
赤く囲った部分は、オイスター・カードをタッチする部分。
青く囲った部分を拡大したのが、下の画像。
b0212342_14154622.jpg

上から、紙幣の投入口(この部分がない機械もある)、クレジットカードの暗証番号入力用10キー、クレジットカード挿入口。クレジットカードは磁気記録面を下にし、カードに記載された→方向に、緑色のくぼんだ部分の真ん中あたりまでカードを差し込む。


自動改札機
b0212342_1420171.jpg

きっぷを緑の矢印の挿入口から入れると、機械上部の黄色い丸い部分=オイスター・カードのタッチ部分の向こう側から出てくる。そして縦長の扉が開く。なお改札口には、不正乗車が発覚した場合は、80ポンドの罰金か刑事訴追される旨の注意書き(画像の青色の四角いシール)がある。
きっぷを使って出口の改札機を通ったことがないので、出口できっぷを改札機に通す必要があるかどうかは不明。(日本ではきっぷを出口改札機に通すのが一般的だが、外国では通す必要がない場合が多い)


オイスター・カードを使っての乗り方は、オイスター・カードについての記事を参照。



UNDERGROUND利用時のその他の留意点
「出口」は、"EXIT" ではなく、このように "Way out” と表示される。
b0212342_19385998.jpg

"Mind the gap" という言葉があちこちに書かれていたり、車内放送でもドアが開くたびに流れる。このgapとは、列車とホームの「スキマ」というよりも、「段差 」のことを指している。ホームの高さが列車の床の高さよりも15cmくらい低いところもある。

"Stand Right" と書かれた表示板がエスカレーター周辺に見られる。関西地方流に、立ち止まって乗る人は右側、歩いて上る人は左側、という意味。

バリアフリーはあまり進んでいるとは言えない。路線図で車椅子マークの駅が、バリアフリー化されている。



イギリスの公共交通機関の乗り方についての記事 目次



*1 ロンドン交通局公式サイト内、歴史解説ページより
*2 ロンドン交通局公式サイト内、料金表より。2012年1月2日に改定された。
*3 Heathrow Express公式サイトより
*4 Heathrow Connect公式サイトより





  
by h9w457y8i | 2012-02-16 10:15 | イギリス | Comments(0)

Tower of London 
White Tower

1079年、竣工。*1


ロンドン塔への行き方、見学のしかたは、こちらのブログ記事参照。


「シティー」と呼ばれる金融街のすぐ東、テムズ川の北岸に面した古い城砦、ロンドン塔。
b0212342_9294394.jpg

現在は有名な観光地であり、世界中から観光客が引きも切らずに訪れる場所だが、かつては多くの王族や貴族、政治犯たちがここに幽閉され、拷問を受け、処刑されたという歴史を持つ。

そのロンドン塔の中心、小高い丘状になっている場所に立つのが、White Towerである。
b0212342_9375960.jpg

1075年から1079年にかけ、ウィリアム征服王によって建設されたこの塔は、ロンドン市民に畏怖の心を植えつけ、またテムズ川をさかのぼってロンドンに侵入しようとする者を阻止する強固な要塞の働きをした。当初は国王の住居や冠婚葬祭の儀式にも使われた。1240年、ヘンリー3世はこの塔を漆喰で白く塗った。*1


現地配布パンフレットに描かれた地図。クリックすると別ウィンドウで拡大表示。
b0212342_9533159.jpg


b0212342_9542016.jpg

b0212342_9543547.jpg

b0212342_9544926.jpg

b0212342_955373.jpg

b0212342_9551638.jpg

b0212342_9553315.jpg

b0212342_9554421.jpg

b0212342_956393.jpg

b0212342_9561589.jpg

b0212342_9564264.jpg

b0212342_9595356.jpg

b0212342_1001115.jpg


White Towerへの入り口。
b0212342_1004721.jpg


内部は大幅に改造され、兵器博物館になっている。
b0212342_1021366.jpg

b0212342_1022763.jpg

b0212342_103185.jpg

b0212342_1033644.jpg

b0212342_104268.jpg

b0212342_1041869.jpg

b0212342_1043190.jpg


観光客を飽きさせないという趣旨はわかるけど……。
b0212342_1045234.jpg


土産物店も入っている。
b0212342_1024832.jpg

b0212342_10284985.jpg


建物の壁は古い文化財の趣がたっぷりで、ちょっとホッとした。
かつての暖炉の跡。高さは3mほどある。
b0212342_1035789.jpg

b0212342_1036227.jpg

b0212342_10365994.jpg

b0212342_10372246.jpg


b0212342_9593118.jpg

塔の向こう側に、テムズ川にかかるTower Bridge.
b0212342_1054950.jpg

b0212342_9575094.jpg

b0212342_9591265.jpg








見学メモ

アクセス、開館時間、入場料、休館日などについては、記事その1の見学メモ参照。


*1 ロンドン塔公式サイト内、「ホワイト・タワーの物語」より
by h9w457y8i | 2012-02-15 10:06 | イギリス | Comments(0)

イギリスの世界遺産 > ロンドン塔




紀元前55年頃に現在の位置に砦が築かれたのが始まり。13世紀後半にほぼ現在の外形が整う。*2
1988年、世界文化遺産に登録。

ロンドン塔関連の記事
ロンドン塔  White Tower


イギリスのロンドン東部、シティ地区(ロンドン発祥の地で、金融・貿易の中心地。かつては政治・経済の中心地でもあった)の東端にある砦(とりで)。タワー・ヒルとよばれるテムズ川北岸の高台に建ち、中央のホワイト・タワーのほか、王室宝物館、武器展示館など数個の建物とそれらを囲む城壁があり、さらにその外側には濠(ほり)が巡らされている。その歴史はカエサルのブリタニア遠征(紀元前55年頃)の際の築城に始まるといわれ、古くから要塞(ようさい)として使われていたが、12世紀のノルマン王朝による再建を経て徐々に拡張され、13世紀後半にほぼ現在の外形が整った。17世紀前半までは王室の居城の一つであったが、歴史上はむしろ監獄として知られ、トマス・モア、アン・ブリン、ジェーン・グレイらが処刑され、また残虐な拷問も行われる*1 など、数多くの歴史的エピソードをもつ。ウェストミンスターではなくシティの内部に置かれたその立地が示すように、本来はシティの住民に対する国王権力の威圧の意が込められていたが、18世紀ごろから観光の名所として親しまれるようになり、現在に至っている。*2

1075年から1079年の間に建造が開始されたウィリアム征服王の石造の塔(White Towerのこと。*9)はきわめて印象的だったため、城は今でもロンドン塔(the Tower)と呼ばれている。ロンドン市民を支配し、侵略者を阻止するために、王は、古代ローマ時代のロンドン市の南東に位置するテムズ川河岸に要塞を築いた。*1

ロンドン塔の「塔」は、城砦の中心にあるWhite Towerにちなんで付けられている。*9 しかし「ロンドン塔」とはWhite Towerのみを指すのではなく、城(あるいは要塞)全体を指す。







テムズ川の南岸より。
b0212342_11582292.jpg

中央の4つの尖塔を持つ白い建物が、White Tower. ロンドン塔の中心に当たる。
b0212342_11585157.jpg

b0212342_1274448.jpg






underground (ロンドン地下鉄)のTower Hill 駅から徒歩約1分。こちらはテムズ川とは反対側の、ロンドン塔の北~西側。
b0212342_1401816.jpg

b0212342_1414864.jpg

b0212342_1421236.jpg


ロンドン塔チケット売り場。
b0212342_13441187.jpg


入場券。寄付金を含めないようお願いしたので、通常よりちょっと安い18ポンド。詳細は記事末尾の見学メモ参照。
b0212342_1356931.jpg


現地配布パンフレットに掲載されている地図。以下の記事中、「地図15」とあるのは、この地図に記載されている建物の名称の番号。別ウィンドウで開きたい場合は、下のイラスト地図をクリック。
b0212342_1210463.jpg


入場ゲート。(地図23)
b0212342_1434279.jpg


ロンドン塔の出入り口、Middle Tower. (地図25)
b0212342_144227.jpg

b0212342_1465476.jpg


Middle Towerをくぐったところから、堀を望む。空堀で、底に生えているのは雑草ではなく、芝生を植えてあるようだ。
b0212342_1471324.jpg


堀を渡ったところにあるByward Tower. (地図8)
b0212342_14104919.jpg

b0212342_1494045.jpg

落とし格子が、石の天井の間からチラリと見える。
b0212342_14113143.jpg

Byward Towerの裏側。
b0212342_13323399.jpg

b0212342_958541.jpg



Mint Street. (地図26) 少なくとも1300年から1812年まで、国の硬貨を鋳造する王立造幣局が置かれていた。*1 
b0212342_14133727.jpg

b0212342_15434879.jpg


Water Lane. (地図39)
b0212342_9531583.jpg

b0212342_958545.jpg



St. Thomas Towerと、その内部にあるTraitor's Gate. (地図32および35)
反逆罪で捕らえられた多くの囚人たちは、トレイターズ・ゲートとして知られているセント・トーマス・タワーの門を通ってロンドン塔に投獄されたものと思われる。セント・トーマス・タワーは1275年から1279年にかけてエドワード1世が水門と王の住居として建造したもので、国王の平底船は大アーチの下の船着場に停泊したのだろう。*1
b0212342_9593420.jpg

b0212342_105228.jpg



Henry 3世の水門付近。(地図19)
b0212342_10621100.jpg



Bloody Tower. (地図3)「血塗られた塔」という意味。1220年ごろ、城へのテムズ川からの入城門として建設された。1483年、リチャード3世が、甥である二人の王子をこの塔に閉じ込め、窒息させて殺害した。その後、夜な夜な二人の男の子の幽霊が出るという噂が広まり、16世紀ごろからこの名前で呼ばれるようになった。*3
b0212342_1014155.jpg

b0212342_10141781.jpg

Bloody Tower内、落とし格子のからくり。
b0212342_111138.jpg



Bloody Towerに隣接している、Wakefield Tower. (地図36) この内部には、かつてロンドン塔で行われていた残虐な拷問に関する資料が置かれていた。
b0212342_11422799.jpg



王宮を守るためにヘンリー3世が築いた1230年代後期の見事な防備のうち、現存するのは、ゴールドハーバーゲートの基礎とこの防壁跡だけ。ゴールドハーバー・ゲートは後に牢獄として使用されたが、脱出不能と言うわけではなかった。海賊行為で捕らえられたアリス・タンカーヴィルは、恋に悩むロンドン塔の使用人の助けを借りて、1533年に脱獄に成功した。*1
b0212342_10474261.jpg



b0212342_11164767.jpg



Waterloo Block. (地図40) この建物の内部は英国王室の宝物館になっており、巨大なダイヤモンドがちりばめられた数百年前の王冠を多数見ることができる。建物内部の写真撮影は不可。
b0212342_11122313.jpg

b0212342_11173827.jpg

この不釣合いに巨大な時計にはどういう由来があるのか、いろいろ調べてみたが分からなかった。
b0212342_11175274.jpg

b0212342_11183399.jpg



ワタリガラスはロンドン塔の名物。伝説によると、ロンドン塔からワタリガラスが姿を消すと、王国と要塞は崩壊してしまうとチャールズ2世の耳にささやかれたという。万が一のため、レイヴェン・マスター(鴉匠)がこの特徴あるワタリガラスを見守っている。*4
b0212342_1119347.jpg



宝物館前の、直立不動の衛兵。王室の王冠を守るため、イギリス軍から派遣されている。*1
b0212342_11263678.jpg



左が宝物館。右がWhite Tower.
b0212342_11382021.jpg



Scaffold Site(地図30)と、Tower Green(地図33)。
b0212342_11384823.jpg



テムズ川とロンドン塔の間の堤防を、しばらくぶらぶらする。
b0212342_13363057.jpg


ロンドン塔南部、団体専用出入り口となっているWharf. (地図42)
b0212342_12125497.jpg

b0212342_1228230.jpg


ロンドン塔とテムズ川の間の堀。画面奥に見えるのは、WharfとSt Thomas's Tower(地図32)
b0212342_12161619.jpg


St Thomas's Tower (地図32)
b0212342_12285061.jpg

b0212342_12291395.jpg


Lanthorn Tower. ( 地図20)
b0212342_12211752.jpg

b0212342_1225897.jpg


Cradle Tower. (地図13)
b0212342_12253212.jpg


Queens House(地図28)とWater Lane(地図39)越しに、White Tower. (地図43)
b0212342_12332038.jpg


すぐ隣にあるタワー・ブリッジから。
b0212342_11593047.jpg

b0212342_11594426.jpg

この方向の視線を少し左にずらすと、テムズ川対岸にロンドン塔が見える。
b0212342_1253535.jpg





見学メモ
アクセス
<鉄道>
underground=ロンドン地下鉄のDistrict Line、またはCircle LineのTower Hill駅からロンドン塔チケット売り場まで、徒歩約3分(約250m)。 改札を抜け、階段を上って地上に出ると、右手に道路の下をくぐる幅広の隧道がある。その隧道を抜けると、目の前にロンドン塔の濠が広がる。
DLR(Docklands Light Railways)のTower Gateway駅からチケット売り場まで、徒歩約5分(約350m)。

<バス>
ロンドン市営バスの、15, 42, 78, 100, RV1の各系統*5の最寄バス停が、チケット売り場まで徒歩約3分(約200m)。 バスについての詳細は、ロンドン交通局公式サイト(英語)参照。実際に乗車していないので記事はない。

<クルマ>
施設付属の駐車場はない。*5  ロンドン塔チケット売り場まで徒歩数分のところに、ロンドン塔公式サイト内*5で紹介されている民営の駐車場がある。24時間営業、料金は1時間2.5ポンド。*6
駐車場入り口は、下記リンクgoogle map参照。

google map


普段の見学
<開場時間> 
季節と曜日によって異なる。9:00~17:30がもっとも長い場合。詳しくは、ロンドン塔公式サイト内、開場時間案内ページ(英語)参照。

<料金> 
現地で当日チケットを買う場合の他に、インターネット予約割引、家族割引、年齢割引、団体割引などがある。詳細はロンドン塔公式サイト内、料金案内ページ(英語)参照。
記事掲載時の概略は以下の通り。
大人19.8ポンド。ただしdonation=寄付が1.8ポンド含まれる。これは任意*7なので、チケットを買うときに「without donation, please」と言えば、18ポンドのチケットを売ってくれる。
インターネット割引後の料金は、寄付を含めなければ17ポンド。10営業日以前の申し込みなら、チケットが郵送される。それ以降の予約の場合、直接現地に行き、予約の際に使ったクレジットカードをチケット売り場で提示する。予約が終わるとE mailが送られてくるので、それをプリントアウトして持っていく必要があるようだ。
年齢割引。5歳未満は無料。5~15歳は10.45ポンド。
家族割引。大人2名、子供6名までなら、全員で55ポンド。

<閉館日> 
1月1日、および12月24~26日。*8

施設内には、土産物店、レストランがある。開店時刻、メニューは公式サイト、レストラン案内ページへ。メニューはそのページの下のほう、PDFファイルに記載。


特別公開
普段公開されていない部分が、ある時期特別公開される、という情報は見つけられなかったが、各種イベントが常時催されている。詳細は、公式サイト内、イベント情報ページ参照。


問い合わせ
英語での電話番号、E mail addressが、ロンドン塔公式サイト内、問い合わせページに記載されている。



*1 現地案内看板より
*2 Yahoo百科事典より
*3 ロンドン塔公式サイト、Bloody Tower案内ページより
*4 現地配布パンフレットより
*5 ロンドン塔公式サイト、アクセス案内ページより
*6 Apcoa公式サイト、Tower Hill駐車場案内ページより
*7 ロンドン塔公式サイト、料金案内ページ(英語)より
*8 ロンドン塔公式サイト、開場時間案内ページ(英語)
*9 ロンドン塔公式サイト内、「White Towerの物語」より

by h9w457y8i | 2012-02-07 12:34 | イギリス | Comments(0)

Historic Royal Palaces発行の現地配布パンフレット
b0212342_13242239.jpg

b0212342_13244269.jpg

b0212342_13245553.jpg

b0212342_1325684.jpg

by h9w457y8i | 2012-02-07 11:20 | Comments(0)

underground(地下鉄)のTower Hill駅とロンドン塔チケット売り場の間に設置されている案内看板。パンフレット地図、バス停留所付近。
b0212342_1251182.jpg

b0212342_1251155.jpg

b0212342_12512799.jpg



White Tower内に設置された案内看板
b0212342_12515678.jpg



Jewel House前(地図40)の案内看板
b0212342_12553248.jpg



Wakefield Tower (地図36)内、拷問関連展示場に設置された案内看板
b0212342_12573933.jpg



Mint Street(地図26)に設置。
b0212342_15471779.jpg



Traitor's Gate(地図35)に設置。
b0212342_15482141.jpg



Wall of the inmost Ward (地図37) に設置。
b0212342_15493415.jpg

by h9w457y8i | 2012-02-07 09:57 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。