カテゴリ:東京( 73 )


サイトマップ東京都 江戸時代以前の文化財正福寺地蔵堂

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東京都には二つの国宝建造物があります。一つは、赤坂にある旧東宮御所(政府の迎賓館)であり、もう一つがこの正福寺地蔵堂(しょうふくじ じぞうどう)です。

鎌倉時代の中頃、鎌倉幕府の第8代執権、北条時宗(ほうじょうときむね。モンゴル帝国による日本侵略作戦=元寇を退けたリーダーとして有名です。ちなみに将軍は初代の源頼朝で実質的に権力を失い、北条家が執権として実権を掌握していました)が、鷹狩りの時に出先で病いに倒れてしまいました。その時の夢に黄色い衣を着た地蔵菩薩が現れ、時宗に丸薬を飲ませました。目が覚めてみるとすっかり病が治っていたので、時宗は地蔵尊を信仰してこの地に地蔵堂を建てたのでした。...という話が寺に伝わっているそうです。しかし建物に残された墨書きから、地蔵堂は鎌倉時代ではなく、室町時代の1407年に建てられたことがわかりました。

鎌倉にある国宝・円覚寺舎利殿と並んで、正福寺地蔵堂は室町時代中期の禅宗様をよく伝えており、とても貴重な存在です。昭和27年(1952年)に国宝に指定されました。こけら葺きの屋根は30年に一度葺き替えられています。

なお、国宝の指定名称はこのブログページのタイトル通り「正福寺地蔵堂」ですが、堂内に奉納された多くの小さな地蔵にちなみ、地元では正福寺千体地蔵堂と呼ばれています。これら小さな地蔵像は地蔵信仰が盛んだった江戸時代に奉納されたもので、祈願をする人は、小地蔵を一体持ち帰り、願いが成就したらもう一体を添えて奉納するということになっていたそうです。
←東村山市公式サイト/正福寺地蔵堂案内ページ
←現地案内看板


アクセス


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西武鉄道 新宿線 東村山駅 西口から、徒歩約11分(800m)。

寺付属の駐車場はあるが、常時使えるようになっているかは不明。
半径300m以内に複数のコインパーキングあり。NAVITIME駐車場検索ページにて「千体地蔵堂」で検索。

周辺のGoogle Map



見学のしかた

正福寺の境内にあり、外観は常時見学が可能。

内部特別公開
8/8、9/24 11:00〜15:00
11/3(地蔵まつり) 10:00〜16:00
←東村山市公式サイト/正福寺地蔵堂案内ページ

内部の写真撮影は、公開終了時刻の1時間前からのみ可能。←特別公開時の現地案内看板

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8 ↓ 花頭窓
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9 ↓ 弓欄間
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文化財分布マップ

by h9w457y8i | 2017-11-21 08:39 | 東京 | Comments(0)


サイトマップ東京都 近代文化遺産明治学院インブリー館


アクセス(行き方)

見学のしかた

建物の説明

管理人のおすすめポイント

フォトギャラリー


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アクセス




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見学のしかた



明治学院インブリー館は、明治学院大学白金キャンパスの中にある。
普段の見学は外観に限られ、事前申し込みが必要。申し込みは学院長室へ。(03-5421-5230 /2017.10)
事前申し込みがないと、キャンパス内には入れない。
事前申し込みがあれば、見学の他にスケッチも可能。
←明治学院文化財ガイドブック(見学時にもらえる)、大学総務課

内部の見学は、毎年11月1日から3日までの3日間のみ可能。その期間は大学学園祭が開かれ、キャンパスへの立ち入りが自由となる。事前申し込みは不要。

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建物の説明



明治学院はキリスト教に基づく教育を行うことが建学の精神となっていて、開学当初は職員の中に宣教師も混じっていました。このインブリー館はその宣教師たちのための住宅の一つで、明治22年(1889年)に建てられたものです。W. インブリー博士が長年住んでいたことから、インブリー館と呼ばれるようになりました。
当時アメリカで流行していた木造建築の様式で、華やかさよりも住みやすさに重点が置かれた、ということですが、各部屋ごとに床板寄木の張り方が違っていたり、ドアノブが有田焼だったりと、地味なこだわりが随所に見られます。

昭和39年(1964年)、明治学院の前を横切る国道1号線の拡張工事のため、現在の位置に曳家により移動しました。
平成7年(1995年)にはその後2年間をかけて解体・修復工事が行われ、屋根以外は建造当時の姿になりました。屋根は、建てられた当初は瓦葺きでしたが、意図的に現在の銅版葺のまま残されたようです。

インブリー館は宣教師館としては都内最古、全国でも最古期のもので、その歴史的価値の高さが評価され、平成10年(1998年)、国の重要文化財に指定されました。
←明治学院大学公式サイト/インブリー館案内ページ、明治学院文化財ハンドブックなど

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管理人のおすすめポイント



横浜には、明治時代に建てられた宣教師館がいくつも残っていますが、東京の都心では珍しい存在だと思います。
洋館としては簡素なデザインだと大学のHPでは言ってるんですが、窓の格子模様や破風(屋根下の外壁、三角の部分)のギザギザ模様など、十分オシャレだと思います。メンテナンスが完璧に行き届いていてみすぼらしさは全くなく、そのレトロな存在自体がキャンパスの雰囲気作りに大きく貢献していると言えるでしょう。
館内には建物や明治学院の歴史に関する展示、案内看板もあちこちにあり、じっくりと見学を楽しむことができます。

事前申し込みさえすれば外観はいつでも見学できますが、内部が特別公開される「白金祭」開催期間中(毎年11/1〜11/3)に訪れるのが、学園祭ならではの華やいだ雰囲気も味わえるのでオススメです。
社会人の自分には、学園祭を見に行く目的で大学のキャンパスに足を踏み入れるのってなかなかできないことですが、こういう機会があれば気軽に訪れることができますよね。キャンパスに入るとすぐに学生たちに取り囲まれ、いろんな催し物の案内を矢継ぎ早にされたり、チケットを買ってください!と迫られたり。その熱気と若さに圧倒されました。いやー若いっていいですねー。

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↓ 熱気に当てられて買うことになった焼きそば。意外と(笑)美味しかった。
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文化財分布マップ

by h9w457y8i | 2017-11-12 08:50 | 東京 | Comments(0)


サイトマップ東京都 近代文化遺産旧醸造試験所第一工場


アクセス(行き方)

見学のしかた

建物の説明

管理人のおすすめポイント

フォトギャラリー


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アクセス




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最寄駅から徒歩
JR 王子駅 中央口 または 北口、あるいは 東京メトロ南北線 王子駅 出口1・2・3のいずれかから、徒歩約8分(600m)。

都電荒川線 飛鳥山駅から、徒歩約6分(450m)。


駐車場
施設付属駐車場はない。
NAVITIME 駐車場検索ページにて「赤レンガ酒造工場」で検索。半径400m以内に有料駐車場複数あり。






見学のしかた



2017.11現在、一般公開に向け準備中。←日本醸造協会公式サイト/旧醸造試験所第一工場案内ページ
 そのため普段は内部非公開。第一工場の周辺にはフェンスが張り巡らされていて、敷地内にも入れない。工場の北側、醸造試験所跡地公園から外観を見ることができる。公園入口は上の地図参照。

10月下旬から11月上旬、東京文化財ウィークの期間中は、内部が特別公開される。公開日には、建物や日本の醸造技術などに関するツアーガイドあり。フォトギャラリーの画像は2017年特別公開(2017.10.30〜11.2)の様子。









建物の説明



醸造試験所は、醸造方法の研究や清酒の品質の改良を図ること、講習により醸造技術や研究成果を広く普及させることなどを目的に設立された国の研究機関です。創立は、明治37年(1904年)5月で、酒税とも密接な関わりを持つことから、大蔵省が所管することになりました。醸造試験所が設置された場所は、幕末に滝野川大鳳製造徐が置かれた敷地の一部で、水利が良く、王子停車場(今の王子駅)も近いことなどから「まことに得難き好適地」として選定されました。
第一工場は、試験所の中核施設として、蒸米、製麴(せいきく)、仕込み、発酵、貯蔵などの作業が行われていました。建物の設計および監督は、、大蔵省技師の妻木頼黄(つまきよりなか)が担当しています。一部三階建、地下階に貯蔵室を持つ煉瓦造りで、外観を化粧レンガ小口積みとし、外壁上部はレンガを櫛形に並べたロンバルド帯風の意匠となっています。躯体のレンガ壁の一部に中空部分を設けて外部の温度変化の影響を受けにくくし、またリンデ式アンモニア冷凍機を用いた空調設備を備えるなど、一年を通して醸造の研究が行えるように、ドイツのビール醸造施設を大様した設計がなされています。製麴室の白色施釉(せゆう)煉瓦積みの壁や、鉄骨梁に半円形状にレンガを積んだ耐火床など、屋内にも特徴的な煉瓦造りの部分を見ることができます。
昭和20年(1945年)に空襲で被災し、屋根部分は葺き直されていますが、そのほかは当時の様子をよく留めています。
←東京都北区教育委員会による現地案内看板

平成26年(2014年)12月、国の重要文化財に指定。

↓ 醸造試験所跡地公園より。こちらは常時立ち入り可能。
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↓ 地下貯蔵室。壁は一面、黒いカビに覆われていた。麹菌の成れの果て? カビ臭さは全くなかった。






管理人のおすすめポイント



公園からフェンス越しに見ると、「赤レンガの工場か、珍しいな...」ということで済ませてしまいそうな、ちょっと地味な印象ですが。東京文化財ウィーク特別公開時の見学はとても興味深かったです。すぐにでも使えそうな発酵関連の施設、施設を管理されている醸造協会の方々によるレクチャーやガイドツアーはわかりやすく、見学をより楽しくしてもらいました。3Fや地下は竣工当時の古〜い雰囲気がそのまま残されており、お酒の醸造施設らしくカビの生えた小物が置いてあったり。でもちっともカビ臭くはなく、不潔感はなし。門には「重要文化財」という真新しい表札がかけられ、近々一般公開されるようですので、日本酒醸造に興味がなくても、普段から一般公開されている重要文化財、旧渋沢家飛鳥山邸と合わせて、散歩がてらに訪れてみる価値は十分あると思います。





文化財分布マップ

by h9w457y8i | 2017-11-09 18:58 | 東京 | Comments(0)


サイトマップ東京都 近代文化遺産旧東京帝室博物館本館


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現在は、東京国立博物館本館(日本館)として一般公開。

JR上野駅 公園口から、徒歩8分。
JR鶯谷(うぐいすだに)駅 南口から、徒歩約8分。
東京メトロ 銀座線、日比谷線 上野駅 7番出口から、徒歩約13分。
京成電鉄 本線 京成上野駅 正面口から、徒歩約13分。

施設付属駐車場はない。
周辺の有料駐車場は、NAVITIME公式サイトへ。「上野駅」で検索。



スマートフォンの方はこちらのマップへ。


開館時間、入館料、休館日などについては、東京国立博物館公式HPへ。

2017.10
開館時間:09:30〜17:00
休館日:月曜日、および年末年始
常設展示の入館料:620円。大学生には割引料金あり。高校生以下、70歳以上は無料。ただし特別展は別途料金。

館内の写真撮影
手持ちのカメラであれば撮影可。フラッシュ、追加照明、一脚・三脚、自撮り棒は使用不可。撮影禁止マークのある展示物は撮影不可。←東京国立博物館公式サイト

フォトギャラリー


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旧東京帝室博物館本館(きゅう とうきょうていしつはくぶつかん ほんかん)は,前身の本館が関東大震災で被害を受けたことにより復興が図られ,昭和12年(1937年)11月6日に竣工した。
設計は「東京帝室博物館建築設計図案懸賞募集」の一等当選案(渡辺仁案)を原案とし,宮内省内匠寮が実施にあたった。平面は中庭をふたつ設けた日の字型平面で,正面中央前方に車寄を張り出す。鉄骨鉄筋コンクリート造で,規模は建築面積約6,600㎡、地上2階,地下2階である。
和風を基調とした大建築で,意匠的に完成度が高く,昭和初期の日本の近代建築の到達点を示す作品のひとつとして高い価値がある。また,博物館建築としての採光,空気調和等の設備面において,当時最新の技術水準が示されている点にも歴史的意義が認められる。
文化庁国指定文化財等データベース


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なお、重要文化財とは何の関係もありませんが、本館の隣にある平成館1F、オープンテラススペースもあるレストラン、「ゆりの木」に立ち寄ってみました。
さすがホテルオークラが監修しているお店ということで、五目あんかけ焼きそば、美味しかったです。

10:30〜博物館閉館時間
140席。終日全席禁煙。

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文化財分布マップ


by h9w457y8i | 2017-11-05 08:41 | 東京 | Comments(0)

重要文化財 【永代橋】

サイトマップ東京都 近代文化遺産 > 永代橋フォトギャラリー

文化財分布マップ

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永代橋(えいたいばし)は,清洲橋と同様に,関東大震災(1923年)からの帝都復興事業の一環として,内務省復興局土木部長太田圓三らの設計により,大正15年(1926年)12月に竣工した,橋長184.7m,幅員25.6mの規模を有する広幅員の三径間カンチレバー式タイドアーチ鋼橋である。橋脚及び橋台は鉄筋コンクリート造で,上部構造は,橋端部に水平力の及ばない支間長100.6mの下路(かろ)式タイドアーチと,その両側の突桁及び吊桁により構成され,突桁は,タイドアーチと連続的な曲面をつくる。
永代橋は,放物線状の大規模ソリッドリブアーチを中心とする荘重な造形により,近代的橋梁美を実現している。また,建設当時,我が国で最大支間(さいだいしかん)を実現した鋼アーチ橋であり,大規模構造物建設の技術的達成度を示す遺構として重要である。 ←文化庁国指定文化財等データベース

by h9w457y8i | 2017-08-17 15:50 | 東京 | Comments(0)

重要文化財 【清洲橋】


案内所トップ東京都 近代文化遺産 > 清洲橋

文化財分布マップ

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清洲橋(きよすばし)は,隅田川下流に架かる道路橋である。関東大震災後の帝都復興事業の一環として,内務省復興局土木部長太田圓三らの設計により,昭和3年(1928年)3月に竣工した,橋長186.2m,中央支間長91.4m,幅員25.9mの規模を有する広幅員の三径間自碇式(じていしき)補剛吊橋である。橋脚及び橋台は鉄筋コンクリート造で,上部構造は,塔柱から吊された吊鎖(ちょうさ)を橋端部において主桁と連結し,吊鎖と主桁を吊材(つりざい)で繋いでいる。
清洲橋は,内務省復興局が探求した力学的合理性に基づく近代的橋梁美を実現している。また,材料,構造形式及び工法に当時の最先端技術を駆使しており,昭和初期を代表する吊橋として重要である。平成19年(2007年)、国の重要文化財に指定。←文化庁国指定文化財等データベース


by h9w457y8i | 2017-08-13 05:43 | 東京 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。