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マカオの世界遺産構成要素分布マップ

各建物や広場の名称の左側番号は、上マップ内の番号と一致しています。
16 盧家屋敷
17 大堂
19 聖ドミニコ教会
21 イエズス会紀念広場
22 聖ポール天主堂跡
23 ナーチャ廟
24 旧城壁
25 モンテ砦
26 聖アントニオ教会
27 カーザ庭園
28 カモンエス広場
29 プロテスタント墓地
30 ギア要塞

1 媽閣廟
3 港務局
4 鄭家屋敷
5 リラウ広場
6 聖ローレンス教会
7 聖ヨセフ修道院および聖堂
8 聖オーガスティン教会
9 ロバート・ホー・トン図書館
10 ドン・ペデロ5世劇場
11 聖オーガスティン広場
12 民政総署
13 セナド広場
14 仁慈堂
15 三街會館(関帝廟)
以上の説明と画像は、フォトギャラリー(南側)へ。


盧家屋敷
1889年に建てられたとされる建物は、マカオに大きな建物を複数所有していた著名な中国人貿易商・盧華詔の邸宅でした。セナド広場と大堂広場に近く、当時の「クリスチャン・シティ」中心部にあり、マカオの多様な社会構造を表しています。盧家屋敷は灰色レンガを使い、二階建てで中庭がある伝統的な中国式住居で、建築的には広東省の典型的住居の特徴も兼ね備えています。

98〜102 大堂、大道広場
1622年頃に建築された大堂は、元々はタイパという土とワラでできたレンガで築かれました。1780年の再建の際、大堂の祭祀は一時的に仁慈堂の古いチャペルで行われました。ファサード(正面)は、飾り柱と突出した2つの鐘楼で特徴づけられています。外装には上海製の漆喰を使い、落ち着いた印象の外観を与えています。
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103〜108 聖ドミニコ教会
1587年、メキシコのアカプルコから来た3人のドミニコ会スペイン人修道士によって建てられた教会で、ロザリオの聖母が祀られています。1822年9月12日、ここで中国初のポルトガル語の新聞「A Abelha da China (「The China Bee」)」が発刊されました。かつて建物の裏手にあった鐘楼は、小さな宗教芸術の博物館として改築され、現在は約300点の宗教的装飾品などを展示しています。
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109〜110 イエズス会紀念広場
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111〜120 聖ポール天主堂跡
聖ポール天主堂跡は、1602年から1640年にかけて建設され、1835年に火事で崩壊した聖母教会と教会の隣に建てられた聖ポール大学跡の総称です。当時の聖母教会、聖ポール大学およびモンテの砦は全てイエズス会による建築物であり、マカオの「アクロポリス」のような存在だったと考えられています。近くには聖ポール大学の考古学的な遺跡が残っており、細密な教育プログラムを整備した東洋初の西洋式大学であった歴史を物語っています。今日では、聖ポール天主堂跡のファサード(正面壁)はマカオのシンボルとして街の祭壇のような存在となっています。
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120〜123 ナーチャ廟
神童ナーチャを奉るため1888年に建立されたこの小さな伝統的中国寺院は、地域の主要なイエズス会事業跡の近くにあり、マカオが多文化的なアイデンティティと信教の自由を受け入れた最も良い例の一つとして、西洋と中華の思想交流の姿を表しています。
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124〜125 旧城壁
1569年には築かれていた防御壁の残存部分は、ポルトガル人がアフリカやインドでも行った彼らの居住エリアを守るための城壁の遺跡です。マカオでは、特に土砂、ワラ、牡蠣の貝殻を混ぜ、木製の枠に流し込んで押し固めた「シュウナンボー」という地元の技術および材料を使用する事で、何層にも重ねて城壁が作られました。
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126〜141 モンテ砦
1617年から1626年にかけてイエズス会の協力のもとに築かれたマカオ最強の防御施設です。砦には大砲、軍部宿舎、井戸のほか、2年間の攻撃に耐えうるよう兵器工場や貯蔵庫もありました。砦は台形で、10,000㎡に及びます。要塞の四隅は防御能力を高めるために突き出すように設計されました。
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142〜148 聖アントニオ教会
マカオで最も古い教会の一つであり、イエズス会修道士が最初の拠点を築いた場所でもあります。1560年以前は竹と木で造られていましたが、後に石造りによって数回再建され、現在の外観および規模は1930年の再建によるものです。昔は、ポルトガル人コミュニティーの人々が結婚式を挙げたことから、花王堂 (Church of Flowers)と中国語で呼ばれていました。
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149〜152 カーザ庭園
1770年に建てられた邸宅は、元々はポルトガルの豪商マヌエル・ペレイラの邸宅でした。後に、東インド会社が借り上げていた時期もありました。現在、東方基金会という財団の事務所となっています。
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153〜156 カモンエス広場
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157〜158 プロテスタント墓地
カーザ庭園に隣接するプロテスタント墓地は、マカオにおける最初のプロテスタントコミュニティーに関する包括的な記録を残しています。1821年に建立されたチャペルは現在、ロバート・モリソン(1782-1834)を記念した「モリソン礼拝堂」として存在しています。彼のほか、著名なイギリス人画家ジョージ・チナリー (1774-1852) や東インド会社の高官、アメリカやイギリスのプロテスタントなど様々な人々が眠っており、マカオの多様なコミュニティーの側面をうかがうことができます。
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ギア要塞(ギア教会と灯台を含む)
1622 年から1638年にかけて築かれた要塞内にあるギア教会は、聖クレア修道院を建設する前にギアの丘に居住していたクラリスト修道女によって建立されたものです。ギア教会の精巧なフレスコ画は、宗教的および神話的なモチーフを表した西洋と東洋双方のテーマを扱っていることから、マカオの多文化的融合をよく表しているといえます。同じ敷地内に建つギア灯台は、1865年に中国沿岸初の近代的灯台として建てられたものです。教会と灯台、そしてギア要塞は合わせてマカオの過去の海事、軍事および宣教を表すシンボルと言えるでしょう。

以上、解説はマカオ観光局日本語HPより
by h9w457y8i | 2017-10-01 05:46 | マカオ | Comments(0)

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マカオの世界遺産構成要素分布マップ

建物や広場の番号は、上マップ内の番号と一致しています。
1 媽閣廟
3 港務局(海事水務局)
4 鄭家屋敷
5 リラウ広場
6 聖ローレンス教会
7 聖ヨセフ修道院および聖堂
8 聖オーガスティン教会
9 ロバート・ホー・トン図書館
10 ドン・ペデロ5世劇場
11 聖オーガスティン広場
12 民政総署
13 セナド広場
14 仁慈堂
15 三街會館(関帝廟)

16 盧家屋敷
17 大堂
19 聖ドミニコ教会
21 イエズス会記念広場
22 聖ポール天主堂跡
23 ナーチャ廟
24 旧城壁
25 モンテ砦
26 聖アントニオ教会
27 カーザ庭園
28 カモンエス広場
29 プロテスタント墓地
30 ギア要塞
以上の説明、画像は、フォトギャラリー北側の記事へ。


1〜13  媽閣廟
媽閣廟は、マカオの街が形成される以前から存在していました。正門、中国式鳥居と4つのお堂で構成されています。媽閣廟のように単一の建築集合体の中に異なる神を祀る様々なお堂が存在するのは、儒教、道教、仏教および複数の民間信仰の影響を受けた中国文化の典型的な例だと言えます。
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14〜26 港務局(海事水務局)
1874年、マカオの警察部隊を補強するためにインド・ゴアから派遣された連隊の宿泊施設として建築されました。現在は海事水務局として使用されています。建物はムガール帝国の建築要素を反映した新古典様式の建築です。
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27〜30 鄭家屋敷
1869年以前に建てられた屋敷は、著名な中国の文豪・鄭観應の伝統的な中国式住居でした。複数の建物と中庭で構成されており、アーチ型の装飾に灰色レンガを使用したり、インド式の真珠貝の窓枠に中国式格子窓が取り付けられるなど、中国と西洋の影響による様式が混在しています。
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31〜33 リラウ広場
その昔、リラウの地下水がマカオの天然水の供給源でした。ポルトガルの言い伝えに「リラウの水を飲んだ者はマカオを決して忘れない」とあり、これはリラウ広場に対する地元民のノスタルジックな想いを表したものです。このエリアはポルトガル人が最初に住み始めた地域の一つです。
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34〜42 聖ローレンス教会
16世紀中頃にイエズス会によって建てられ、マカオで最も古い教会の一つです。現在の外観および規模は1846年に再建されたものです。かつては海を臨む南湾の水辺にあり、ポルトガル人船乗りの家族はこの教会の階段に集まり、彼らの帰還を祈り待ち続けたことから、「風順堂」と名づけられました。当時は比較的裕福な人々が教会付近に住んでいたため、壮大かつ贅沢な建築の仕様が伺えます。新古典様式の造りですが、僅かにバロック調の装飾も感じられます。
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43 聖ヨセフ修道院および聖堂
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44〜51 聖オーガスティン教会
スペインの聖オーガスティン修道会によって1591年に最初に創設されました。この教会は何千人もの信者が参加するマカオで最も有名なキリスト教行事、パッソス聖体行列を司ることを伝統としてきました。昔、大雨の際には司祭たちがヤシの葉を使って屋根の補強をしていました。遠くから見ると、これらの葉は風によって浮遊する竜の髭のように見え、地元の中国人はこれをLong Song Miu (竜の髭寺院)と名付けたといわれています。
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52〜58 ロバート・ホー・トン図書館
1894年以前に建築された建物は、元々はドナ・キャロリーナ・クンハの住居でした。1918年に香港の事業家ロバート・ホー・トン卿がこれを購入し、別荘として使用していました。1955年の彼の死後、遺言に従ってマカオ政府に寄贈され、図書館として改築されました。
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59〜70 ドン・ペデロ5世劇場
1860年、中国で最初の西洋式劇場として300席を設けて建築されました。地元マカオのコミュニティーにおける非常に重要な文化的名所として残っており、現在も重要な公共の催事や祝賀会の会場として使用されています。
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71〜73 聖オーガスティン広場
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74〜80 民政総署
1784年に建築された建物は、マカオ初の市議会所有のものであり、現在もその機能を果たしています。「レアル・セナド」(忠誠なる評議会)という名称は、1654年にポルトガル王ドン・ジョン4世がマカオを褒め称えた言葉「神の名の街マカオ、他に忠誠なるものなき」に由来するものです。民政総署は新古典様式で、壁、レイアウト、裏庭に至るまで当時のまま残されています。二階には公式行事などで使用される議事室と、ポルトガルのマフラ宮殿の図書館を模した重厚な図書館と、小さなチャペルがあります。
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81〜85 セナド広場
セナド広場は何世紀にもわたってマカオの街の中心であり、現在も公共のイベントや祝典が開催される最も人気のある広場です。民政総署や三街会館(関帝廟)のすぐそばという立地は、地元の中国人社会が積極的に行政に関与していたことを物語っており、マカオ文化の多様性を知ることができます。広場はパステルカラーの新古典様式の建物に囲まれており、波形模様の石畳が調和のとれた雰囲気を醸し出しています。
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86〜90 仁慈堂
1569年に初代マカオ司教によって設立された施設で、祖国ポルトガルで最も著名かつ古い慈善団体の建物をモデルに建立されました。マカオで最初の西洋式病院と今でも運営されている慈善福祉施設の創設に深く関わりました。建物は新古典様式ですが、マヌエル様式の影響もうかがえます。
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91〜97 三街會館(関帝廟)
かつての中国市場があったあたりは、今も市場(營地街市)が建っています。西洋式のセナド広場に接して、この中国式寺院が存在する姿から、二つの文化の共生を見ることができます。関帝廟は、中国商工会議所の前身として中国系事業組合と長年密接に関わっています。
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以上、解説はマカオ観光局日本語HPより

これ以外の遺産の構成要素は、【マカオ歴史地区】フォトギャラリー 北側 の記事へ。

by h9w457y8i | 2017-09-30 10:45 | マカオ | Comments(0)

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アクセス


マカオ歴史地区は、マカオ北部のマカオ半島内に集中して分布している。(マカオ世界遺産の分布マップはこちら
マカオ半島への行き方は、
1. 空路でタイパ地区(マカオ南部)にあるマカオ国際空港に入り、タクシーや路線バスで橋を渡って半島へ行く。
2. 香港国際空港から高速船で、マカオ半島の港、Outer Harbor Ferry Terminalに向かう。
3. 香港島の上環(ションワン・Sheung Wan)にあるフェリーターミナルから、高速船でOuter Harbor Ferry Terminalに向かう。
の3つがある。

今回は 3. の、香港・上環から高速船でマカオ半島のアウター・ハーバー・フェリーターミナルへ入ったので、その行き方を紹介する。

ちなみに、
1. 日本からマカオ国際空港へは、成田空港、関西空港、福岡空港から、マカオ航空のみが直行便を飛ばしている。2017.9
2.  香港国際空港からマカオに向かう場合は、香港への入国手続き前に高速船に乗るため、香港での入国・越境手続きがない。別の言い方をすると、香港に入国後は香港国際空港の高速船ターミナルからは乗船できない。
一方、3. は香港の街にいるときにマカオを訪れるときの行き方だが、日本から香港に着いた時の入国手続きに加え、香港からマカオに向かう時とマカオから香港に戻る時、香港とマカオそれぞれで越境手続き(実質的には出入国手続きみたいな感じ)があるで、もっともめんどくさい。


香港島、香港駅(地下鉄 中環駅)から上環フェリーターミナルへ

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香港国際空港からのエアポート・エクスプレスの終点、香港駅や、地下鉄の中環駅の地下改札口を抜けたら、E出口へ。
2Fまでエスカレーターで上がったら、E2出口への標識に従って國際金融中心一期ビルへ。

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國際金融中心一期ビル2F。画像、赤枠の出口から外へ。

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ビル2Fから外に出ると、長い歩道橋がフェリーターミナルまで繋がっている。途中、画像のような小さな看板が出ている。
國際金融中心一期ビルからターミナルまでの歩道橋は、こちらのアクセスマップを参照。緑色のラインで描画しておいた。

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歩道橋から建物に入ったら、左画像のような看板に従って進む。写真がブレていて見にくいが、Ferry Hall Ticket Office と書かれている。

建物に入って50mほど進むと、日本語で大きく「ラーメン」と書かれたラーメン屋さんがあるフードコートに出るので、そこからエスカレーターでひとつ上の階の3Fへ。すると、青い看板の高速船きっぷ売り場に出る。このCotaiJet社の高速船は、歴史地区のある半島部ではなく、空港のあるタイパ地区にしか行かない。
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そこからさらに建物の奥に進むと、赤い看板のTurboJet社の切符売り場が見えてくる。アウター・ハーバー・フェリーターミナルへはTurboJet社のみが行くので、そこできっぷを買う。

TurboJet社の船の時刻表、料金、サービスそのほかは、TurboJet社日本語公式サイトを参照。


きっぷの購入、香港出国手続き、乗船まで

高速船は15分間隔で運行されている。船の客室は、Super ClassとEconomy Classに分かれており、エコノミーの方が待ち時間が長くなる傾向がある。特に週末の午前中は、エコノミークラス用のきっぷ売り場の前にはものすごい行列ができ、窓口にたどり着いても乗れるのは2〜3時間後、ということが普通らしい。by きっぷ売り場のおばちゃん。平日は待っても30分。

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SuperかEconomyの「Outer Harbor」と電光表示された売り場に行くと、カウンターに「$164(12歳以上の大人一人当たりの乗船料金+香港出国税)」「11:15(現在販売しているきっぷの船が出航する時刻)」と手書きで書かれた紙が置いてある。英語で「アウター・ハーバー、エコノミー、ワン・パースン」と言って現金かクレジットカードを渡せばOK。

きっぷを買ったら、その横のフェリー乗り場に向かう渡り廊下の入口へ。
渡り廊下を渡りきったところでチケットを確認される。
次は出国手続き(厳密には同じ中国だから越境手続き?)。香港入国時に入国係官から手渡されたカードとパスポートを提示。
出国手続きが終わったら、出航時刻別に電光掲示板に表示されている船のGateに向かう。わからなければ出国手続きブースを通り抜けたところに係員がいるのできっぷを見せると、ゲートナンバーを教えてくれる。

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船のすぐ横にあるゲートにきたら、きっぷに座席番号のシールを貼ってもらう。ここで初めて座席が決まる。

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出航時刻の10分くらい前に乗船が開始される。

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下船、マカオでの入国手続き、歴史地区への移動

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公式サイトだと乗船時間は55分、となっているが、天候などで長くなることもある。自分が乗った時はいいお天気だったが75分間だった。

マカオの港に着いたら、旅客の流れに従って入国手続きフロアへ。そこでマカオの入国カードを記載する。フロアの隅にカードが置かれたデスクがあるのでそこで書ける。カードは英語のみだが、Name、(日本の)Address、Passport Numberくらいで難しくない。

「Visitor」の電光掲示がされているブースに並ぶ。検査は簡単で、記入したカードとパスポートを渡すとすぐに終わる。
税関検査も実質なし。

税関を抜けると、ターミナルの到着フロアに出る。目の前に出口がある。マカオには鉄道がないので、歴史地区に向かうにはバスかタクシーに乗る。

アウター・ハーバー・ターミナルのバス乗り場は、建物に沿った3列のアイランドに分かれていて、それぞれのアイランドの間に道路がある。建物から離れたアイランドに向かうには、建物を背にして左側にある階段を降り、隧道を通る。
建物添いにあるのが路線バス出発用、道路を挟んだ向こう側にあるのが路線バス到着用、その更に向こう側、一番建物から遠いのが、ホテル・カジノバスののりば。
ホテル、カジノ行きのバスは無料。誰でも乗れる。カジノやホテルの案内カウンターがターミナル建物内の到着フロアにいくつかあるので、そこで時刻や乗り場を聞けば良いのでは。使ったことがないので詳しいことはわからない。
マカオ路線バスののりばは、建物沿い、建物を背にして右のほう。路線系統別にのりばがいくつか分かれている。

マカオ路線バスの乗り方はこちらのブログ記事を参照。






見学のしかた


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「マカオ歴史地区」構成要素の建物や広場は全部で30あり、ギア要塞(東望洋炮台・Fortaleza da Guia)以外は上のjpeg画像(WEB地図はこちら)のように、南北約2kmの帯状の部分に分布している。代表的な遺産だけを訪れるのなら路線バスを利用すると楽。もし30全ての遺産を周りたいのなら、一つだけ離れて存在するギア要塞以外は歩いて巡るのがいいと思う。ただし全部巡る場合は、多少高低差があるところを上がったり下がったりするので、足腰に自信がない人はやめたほうがいいかも。また暑い季節は、緯度が低く太陽が真上から照りつけるため、影ができにくい。熱射病に注意。

路線バスの乗り方はこちらの記事を参照。

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世界遺産の建物や広場のそばにはこのような案内看板が立てられており、日本語の記載もある。
一つの遺産ごとに一本ずつ、というわけではなく、いくつかの遺産がまとまって存在している場合は、まとめて一つの案内看板で解説されていることもある。


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遺産には多くの教会も含まれている。これらの中では飲食・喫煙禁止。入口にその旨掲示されている。なお、内部の写真撮影が禁止されている建物はないが、お祈りをしている人への配慮は当然に必要。
上画像は聖ローレンス教会。


遺産の各建物、広場の説明、開館・開園時間などの情報は、別ページのこちらの記事を参照。
遺産の開館・開園時間は以下の通り。←マカオ観光局公式サイト
名称左側の番号はこちらの見学用マップに対応。

1 媽閣廟 7:00〜18:00
3 港務局 政府機関が入る建物であり、公式サイトでは立ち入れるのはベランダのみとなっているが、玄関ホールだけなら入ってもよい、と入口の警備員に言われた。9:00〜18:00
4 鄭家屋敷 10:00〜18:00。水曜日休館。未訪問
6 聖ローレンス教会 7:00〜21:00
7 聖ヨセフ修道院および聖堂 聖堂のみ公開。9:00〜18:00。未訪問
9 ロバート・ホー・トン図書館 10:00〜19:00。
10 ドン・ペデロ5世劇場 10:00〜18:00。火曜日休館。
11 聖オーガスティン教会 10:00〜18:00。2017.7では内部非公開。
12 民政総署 9:00〜21:00。月曜日休館。
14 仁慈堂 10:00〜13:00、14:30〜17:30。日曜日、月曜日、祝日休館。
15 三街會館(関帝廟) 9:00〜18:00
17 大堂 7:30〜18:30
16 盧家屋敷 10:00〜18:00。月曜休館。
19 聖ドミニコ教会 10:00〜18:00
25 モンテ砦 7:00〜19:00
26 聖アントニオ教会 9:00〜17:00
27 カーザ庭園 9:30〜18:00
29 プロテスタント墓地 8:30〜17:30。未訪問。
30 ギア要塞 9:00〜18:00(灯台は非公開)。未訪問






遺産の概要


国際交易の戦略上、重要な地点に位置したマカオは、16世紀半ばから中国に返還された1999年まで、ポルトガルの統治下にあった。歴史的な街道や、ポルトガル風や中国風の家並み、宗教的な建物・公共建築が集まったマカオの歴史地区は、東西の美意識や文化・建築、そして技術が融合した姿を留めている。また、この登録地には、中国で最も古い灯台も含まれている。マカオ歴史地区は、国際貿易が活気に満ちあふれ始めた当初からの、また最も長期にわたる中国と西洋との邂逅(かいこう)の証のひとつである。
2005年、世界文化遺産に登録。
ユネスコ公式サイト

各建物や広場の説明はこちらの記事を参照。






管理人のおすすめポイント


マカオの世界遺産を構成する建物や広場は、いずれも現地の方々にとって日常の一部。教会でお祈りをする方への配慮は当然必要ですが、それを妨げない程度での内部見学は自由ですし、写真撮影も可能です。構成要素は30もありますが、南北2km、東西数百mの範囲に集中しているので、太陽がギラギラ照りつける真夏でなければ、運動と散歩を兼ねて歩いて巡ることもできます。遺産たちは住宅地の中に溶け込んでいるものが多いので、中国とポルトガルの文化が混在し、さらにはちょっと香港のスラムを彷彿とさせる裏道も含め、マカオの素の姿を垣間見ることができるでしょう。時間がなかったり、上り下りの多いマカオの街を歩いて回るのはちょっと、という場合は、激安で乗り方もカンタンな現地の路線バスに乗ってみるのも楽しいと思います。

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世界文化遺産 セナド広場

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by h9w457y8i | 2017-09-28 15:25 | マカオ | Comments(0)

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路線図

料金・時刻表

乗り方

マカオには鉄道が走っておらず(2017.8現在、建設中らしい)、公共交通機関は路線バスのみ。バスは小さなマカオの半島を網の目のように走っており、地元の人々の足となっている。乗り方はカンタンで激安なので、観光客にとっても便利でオススメな乗り物。



路線図


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マカオバスの公式サイト(中国語・ポルトガル語・英語)には、系統別の停留所リストはあるものの、路線地図は載っていない。

Google Mapの経路・乗り換え検索機能を使えば、最適なバスルートが系統名と共に表示されるので、それを使うのがいいのでは。
ただしこれだと、現地でオフラインの場合使えない。ネットが通じるところであらかじめ調べておく。

なお、なぜかはわからないが、マカオではオフラインの場合、Google Mapのオフラインマップをあらかじめダウンロードしておいても、GPS現在地がピンポイントで表示されなかった。(中国ならではのネット制限かGPS用妨害電波? でもマカオと同じ特別行政区の香港ではそんなことはなかったので、たまたまかもしれないが)
道路が網の目のように入り組む市街地では、オフラインマップだけでは現在地がわからず、道に迷ってしまった。そんなときのために、SIMフリー端末を持っている方は現地で販売されている格安SIMを購入し、管理人のようにそうでない方は、現地のデータローミングが使えるように、あらかじめネットが通じるところで調べておいたほうがいいかもしれない。
中国本土では政府によるネット制限のために、LineやYouTubeが使えないのと同様にGoogleコンテンツも使えないが、マカオでは台湾や香港同様、問題なく使える。





料金・時刻表


料金は、マカオ半島内で均一 3.2 パタカ(=44円。2017.8)。激安である。マカオの通貨パタカは香港ドルとほぼ同じレートであり、3.2 香港ドルでもOK。
香港国際空港、香港島からのフェリーが着くアウター・ハーバー・フェリーターミナルと、マカオの世界遺産構成要素は全てマカオ半島内にあるので、3.2パタカあればどのバスでも乗れる、と考えてよい。
なお、マカオ国際空港のあるタイパ地区からマカオ半島へは、4.2 パタカ。
料金の正確な情報は、マカオバス公式サイトを参照。

マカオバス公式サイトには、時刻表も掲載されていない。路線図と同じようにGoogle Mapの経路・乗り換え案内機能を使えば、バス運行頻度(x分に1本)と所要時間が表示される。一応発車・到着時刻も表示されるが、あんまりアテにならない。
どの系統も頻繁に運行されている印象。一番待たされて、20分。





乗り方


マカオの路線バスは3つの会社が運行している。日本の都市を走っているのとそっくりの大型のバスもあれば、マイクロバスに毛が生えたようなのもある。

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でもどのバスも、乗り方は一緒。

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停留所はみんなこんな感じ。
ポールの一番上に、停まるバスの系統番号が掲げられ、その下に円筒形のクルクル回る系統別の停留所一覧がくっついている。日本と違い、時刻表は掲示されていない。たしか始発と終バスの時刻は書いてあったような...。

乗りたい系統のバスが来たら、手を挙げて合図。
前乗り、後ろ降り。
前のドアから乗りこむと、運転席の横に金属製の運賃箱があるので、そこに3.2パタカか3.2香港ドルを入れる。
お釣りはもらえない。両替もしてもらえない。

現地の方々はみんな、運賃箱の横の機械に、交通系ICカードで「ピッ」とやっている。「マカオパス」といって、コンビニで売っている。ただ、実際に使えるチャージ分が最低100パタカ、ディポジット(保証金。カードを返却すれば返金される)が30パタカ、合計130パタカ=1,780円(2017.8)と、マカオ路線バスならではの激安感が全然ない。なので、頻繁にマカオに来る人でなければあんまりオススメしない。これならお釣りがもらえなくても5パタカ払ったほうがいいよな、と管理人は思ってしまうのです。
ただ、コンビニや飲食店でも使える場合があるので、いちいち小銭を用意するのがイヤ、という方は買ってみてもいいかもしれません。
マカオパス公式HPはこちら。(中国語のみ)

車内では、次に停まる停留所名が前の液晶画面に表示され、車内放送もある。でも混んでいると見えないし聞こえない。
携帯端末でGPS現在地がわかれば問題ないけど、2回の訪問ともオフラインでは表示されなかったので、仕方なく現地の電波を拾ってデータローミングした。

次が降りたい停留所になったら、柱や天井にあるボタンを押す。

今まで8回ほど、朝から夕方まで乗ったけれど、渋滞に巻き込まれてすごく遅くなった、ということはなかった。

by h9w457y8i | 2017-08-22 09:06 | マカオ | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。