案内所トップ世界の鉄道・フェリー乗り方ヘルシンキ・トラムの乗り方 > きっぷの買い方、乗り方



乗車前にあらかじめDay ticket(乗り放題チケット)を買う場合

乗りたい路線番号の列車が接近してきたら

乗車時に運転手からチケットを買う場合

あらかじめ買ったデイ・チケット・カードで乗る場合

降車のしかた

チケット有効時間内で次のトラムに乗る場合

トラムの運賃、チケットの種類についてはこちらの記事参照。

世界の鉄道 乗り方リスト



乗車前にあらかじめDay ticket(乗り放題チケット)を買う


乗り放題チケットではなく、普通の片道きっぷで乗りたい場合はこちら

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↑デイ・チケット。R kioski(コンビニ)やスーパー、主要駅で買える。

Day Ticketの詳細はこちら

取扱店には右画像に似たロゴのステッカーが掲示されている。
取扱店の場所はこちらのインタラクティブ・マップを参照。
有効期間は、1日〜7日を選べる。一日有効のチケットを買いたいときは、「ワン・デイ・チケット、ヘルシンキ」と言って8ユーロ出せば、たいてい通じる。(厳密に言えば「Day Ticket of one day period, within one zone」と言うべきだと思うんだけど、それでは通じない)

券売機でもday ticketを買える。
上のカード状のものではなく、シングル・チケットと同様のレシート状のもの。
最初に液晶画面のイギリス国旗にタッチして英語表記にして、あとは指示に従う。
クレジットカードでも買える。

カード式デイ・チケット以外のきっぷの買い方は、後述。





乗りたい路線番号の列車が近づいてきたら


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一般的な停留所

停留所に人がいれば基本的には列車は停まることになっているが、複数の路線が通る停留所で一人か二人程度しか待っていないときは、手を挙げて運転手に合図したほうが確実に停車してくれる。




乗車時に運転手からチケットを買う場合


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一番前の入り口から乗り込み、透明のついたて越しに運転手に下記のように話しかけると、ついたての小窓を開けてくれる。支払いの際は直接お金を渡す。お釣りももらえる。チケットを買った時からチケットの有効期間がスタートする。

Single Ticketで乗る場合
「シングル・チケット」と言って3ユーロの硬貨を見せれば通じる。お金を手渡すと、レシート状のSingle ticketをくれる。


運転手から24時間有効のDay Ticketを買う場合
(運転手から買える Day ticket は24時間有効のもののみ)
運転手に「デイ・チケット、ヘルシンキ」と言えば通じる。
24時間有効で、8ユーロ。
お金を渡すと、レシート状のDay ticketを手渡してくれる。お釣りもくれる。





あらかじめ買ったカード式デイ・チケットで乗る場合


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どのドアからでも乗車可能。ドアのそばには、上画像のようなボタンがある。その周りがグリーンに点灯していれば、そのボタンを押すとドアが開く。


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全てのドアのそばにあるカード・リーダー。

カードをリーダーの数字が書いてる面にタッチすると、電子的にカードに乗車時刻が記録される。
それか、
リーダーの下部に横長のスリットがあるので(「0」「1」の表示の数cm下)、そこにカードを差し込むと乗車時刻が印字される。こうすると自分にとって便利。乗車時刻が見えるから、期限切れの時間がわかりやすい。

この手順を行った時刻から、カードの有効期間がスタートする。

2回目の乗車からは、乗り込んだときにリーダーにカードをタッチして、リーダー上の青ライトが点く=有効期限内であることを確認。(やってる人はあんまりいないみたいだけど、一応そう決まっている)





降車のしかた


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車内の天井には、上画像のような電光掲示板がある。次の停留所名と行き先が、交互に表示される。


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次の停留所で降りたいときは、車内のいたるところにあるボタンを押す。ボタンを押すと、天井の電光掲示板の右側が点灯する。


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降りたい停留所で停止したら、ドア内側の、周りが緑色に光る赤いボタンを押す。するとドアが開く。
上の画像にある青色のボタンには、赤ちゃん用のバギーのイラストが描かれていた。どんな意味があるのかな。「開延長」、とか?
ボタンの周りが左画像のように緑色に光っているドアなら、どのドアからでも降車できる。





チケットの有効期限内に、次のトラムに乗る場合


Day ticket cardを持っている場合は、どのドアからでも乗車できる。
ドアのそばの、周りがグリーンに光っているボタンを押すとドアが開く。
Day ticket cardをカードリーダーの数字が大きく書かれた面にタッチする。
チケットが有効ならカードリーダー上部の緑色のライトが点灯する。
期限が切れていれば、赤色のライトが点灯するので、運転手のところに行って新しいチケットを購入する。
乗車中に有効期限を過ぎても、下車するまではチケットは有効。

車内ではしばしば検札が行われ、有効なチケットを持っていないと80ユーロの罰金が科される。

レシート状のDay ticketや、Single ticketで2回目以降の乗車を行う場合の乗り方は、HSL公式サイトで見つけられなかった。
(Single ticketの有効期間などについてはこちら。)
自分はいつも一番前の乗降口から乗車し、レシート状チケットにプリントされた有効期限を運転手に見せるようにしている。
(この「有効期限」は、運転手からチケットを買ったときに最初からプリントされている。レシート状チケットを買ったときは、カードリーダーは使わない)

以上の情報は、HSL/HRT(ヘルシンキ地域交通局)公式サイトより。


ヘルシンキの港からフェリーで15分、【世界遺産】スオメンリンナ への行き方

世界の鉄道 乗り方リスト

by h9w457y8i | 2016-03-05 09:00 | フィンランド | Comments(0)

サイトマップフィンランド 世界遺産リスト

世界遺産分布マップ(ユネスコ公式サイト)


文化遺産


ヴェルラ砕木・板紙工場
フィンランド南部に位置する、19世紀末から20世紀半ば頃にかけ稼働した工場跡。当時スカンジナビア半島やロシア北部の松林で多く見られた工場の一つ。現在でもほぼ完全な形で残る唯一の施設として貴重。一般公開だが、ガイドツアーでのみ見学が可能。フィンランド語では毎日、英語は予約制。ヘルシンキから鉄道でコウボラ(Kouvola)へ、そこから現地まで約35km。公共交通機関なし。コウボラ駅前にBudgetレンタカーあり。施設英語版公式サイト

サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳

シュトゥルーベの三角点アーチ観測地点群

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スオメンリンナの要塞群
首都ヘルシンキ沖、島の一群に築かれた要塞の遺構。公園として一般公開。ヘルシンキの港からフェリーで15分ほど。真冬でもvisitor center(観光案内所)はオープン。

ペタヤヴェシの古い教会

ラウマ旧市街




自然遺産


ハイ・コースト / クヴァルケン群島



by h9w457y8i | 2015-12-16 05:09 | フィンランド | Comments(0)

ヘルシンキ/公共交通機関の乗り方ヘルシンキ・トラムの乗り方 トップページ > 運賃・きっぷの種類

通常のきっぷ Single ticket

乗り放題チケット Day ticket

子供料金


きっぷの買い方、乗り方は、こちらのページを参照。




通常のきっぷ Single ticket

b0212342_12065479.jpgトラムの運賃は全線全区間共通。

運転手から買う場合
3ユーロ。有効時間は購入から60分。

券売機で買う場合
2.2ユーロ。有効時間は購入から70分。
券売機は市内に10箇所ほどしかない。券売機の位置は、こちらのインタラクティブ・マップを参照。マップ内の青かピンクの丸アイコンが券売機。

左の画像は、運転手から買ったシングル・チケット。幅6cmほどのレシート状。
チケットの有効期間内であれば、トラムからトラムにのみ乗り換え可能。
左の画像の中ほど、大きな文字で「26.02.15 13:48」と書かれているのが有効期限。2015年2月26日13時48分まで有効、ということ。
乗車中にこの時刻を過ぎても、任意の停留所で下車するまではチケットは有効。




乗り放題チケット Day ticket

Day ticket card. 表面と裏面。クレジットカード大の厚紙製のカード。
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トラムだけでなく、HSL(ヘルシンキ地域交通局)が運行するバス、地下鉄、世界遺産のスオメンリンナへのフェリーでも使える乗り放題チケット。

有効期間が1日〜7日で選べる。
有効期間は、乗車時にカードをカードリーダーにタッチするか、リーダーで乗車時刻をチケットに印字したときからスタートする。やりかたはこちらのページを参照。

ヘルシンキ市内から出ない場合は24時間で8ユーロ、48時間で12ユーロ、7日間で32ユーロ。トラムはヘルシンキ市内しか走っていない。
ヘルシンキから出て、例えば国際空港があるヴァンター市からのバスも含めるなら、2つのゾーンにかかるので、24時間で12ユーロ。

有効期間、移動するゾーン数、チケット料金の組み合わせは、HSL公式サイトのこちらのページを参照。
TRAVEL AREAのプルダウンメニューで、「Region two-zone」を選ぶと、2つのゾーンを行き来するチケットの値段となる。
ゾーンの区分けはこちらを参照。

Day ticket cardは、「R-kioski」というコンビニやスーパー、主要駅で購入できる。販売店・駅の位置は、こちらのインタラクティブ・マップを参照。
トラムの運転手や券売機からもDay ticketを買える。この場合はレシート状のDay ticketとなる。
運転手から購入する場合は、有効期間は24時間のチケットのみ。

Day ticketの買い方、Day ticketを使っての乗り方は、こちらのページを参照。



子供料金
7歳から16歳までは半額。7歳未満は無料。


以上の情報は、HSL公式サイトより。



by h9w457y8i | 2015-03-04 09:00 | フィンランド | Comments(0)

ヘルシンキ 公共交通機関の乗り方 > ヘルシンキ・トラムの乗り方 トップページ


ヘルシンキ・トラムの乗り方
Helsinki Tram


路線図

運賃・きっぷの種類

時刻表・時刻検索

きっぷの買い方・乗り方


ヘルシンキ・トラムは、ヘルシンキ地域交通局(HSL/HRT=Helsinki Regional Transport, HSLはフィンランド語の略号)が運行するヘルシンキ市内の路面電車。ヘルシンキ市民のごく一般的な交通手段であり、観光客にとっても便利。
一部列車に「HKL/HST」のロゴが表記されているが、これはHSL/HRTの前身、ヘルシンキ市交通局のフィンランド語とスウェーデン語の略号。
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by h9w457y8i | 2015-03-01 09:00 | フィンランド | Comments(0)

フィンランドの文化遺産スオメンリンナの要塞群 > 見学要領・問い合わせ


普段の見学       特別公開       問い合わせ

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島内案内地図(JPEG画像)。クリックで拡大できます。
スオメンリンナ公式サイトからダウンロードできる日本語版パンフレットより。


普段の見学

以下の情報はスオメンリンナ公式サイト(英語)より。

観光シーズンは夏だが、真冬でも訪れることができる。
開場時間:  常時(ヘルシンキから島へのフェリーは午前6時から夜中の2時まで、通年運行されている)
入場料:  無料(往復のフェリー料金は必要)
閉場日:  なし

観光案内所(Visitor Center/ビジター・センター)
開館時刻: 5月2日〜9月31日(夏期)10:00〜18:00   10月1日〜4月30日(冬期)10:30〜16:30
休館日:  1月1日、Good Friday(聖金曜日 2014年は4月18日)、5月1日、12月6・24・25日
ビジター・センター内では、Wi-Fiが無料で使える。

島内の見学ルート
b0212342_18123936.jpg上の地図の青い線に沿って徒歩で回ると、主な観光スポットを全て回ることができる。

←島のあちこちに、このような案内表示が立っている。一番上の青い表示は、青のルートを示す。

車いす用のルートマップこちらからダウンロードできる。

徒歩でのガイドツアー
夏期(6〜8月) 英語、フィンランド語、スウェーデン語、ロシア語で毎日催行。
それ以外(9〜5月) 英語、ロシア語で週末のみ。
ビジター・センターから出発し、所要時間60〜90分。有料。ビジター・センターで申し込む。出発時刻など詳細は、こちらのサイト(英語)を参照。

博物館
島内には、スオメンリンナやフィンランドの歴史等を紹介する博物館が複数ある。場所、開館時間等の詳細は、スオメンリンナ公式サイトでダウンロードできる日本語版パンフレットを参照。

レストラン
本格的なディナーを楽しめるWalhalla Restaurantをはじめとした4つのレストラン、そして6つのカフェがある。詳細は日本語版パンフレットを参照。
レストランカフェ、Chapman(上の地図、27)に入って昼食をとってみた。ビュッフェスタイルで、大皿に盛られたフィンランドの郷土料理?がいくつか。

宿泊施設
「ホステル・スオメンリンナ」がある。ホステルなので、消灯・起床時刻が決められ、トイレ、シャワールームは共用。2〜3人用の部屋と、6人以上のグループ用の部屋がある。相部屋は一人25ユーロ、ツインは一部屋64ユーロ。予約はネットで可能。詳細はホステル・スオメンリンナ公式サイト(英語)へ。




特別公開

情報は見つけられなかったが、時期限定で様々な催しが開催されている。詳細はスオメンリンナ公式サイト内、イベント・カレンダーを参照。




問い合わせ

スオメンリンナ公式サイト内、問い合わせ先ページに、電話番号とEメール・アドレスが記載されている。
ビジター・センターをはじめ、島内ではほぼ英語が通じる。

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by h9w457y8i | 2013-12-22 04:55 | フィンランド | Comments(0)

フィンランドの世界遺産スオメンリンナの要塞群 > アクセス

スオメンリンナの要塞群は、ヘルシンキの沖合およそ2.6kmの、複数の島の上にある。そのため、アクセスは船に限られる。

スオメンリンナ・フェリー

ヘルシンキのマーケットスクエア(フィンランド語で「Kauppatori(カウッパトリ)」)から、ヘルシンキ市営のスオメンリンナ行フェリーに乗船。
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時刻表    料金    チケットの買い方    乗り方


HKL/HSTHSL/HRT
ヘルシンキとその周辺のバス、トラム(路面電車)、地下鉄、そしてフェリーといった公共交通機関の運営事業者について、一部の日本語サイトでは「ヘルシンキ交通局=HKL/HST」と紹介されている。その一方で、時刻表検索、料金検索、乗り方案内などのサイトはHSL/HRT(直訳すると「ヘルシンキ地域交通公社」)が担当している。交通機関の車両を動かしたり整備したりしているのがHKL/HSTであり、公共交通の計画立案と業務委託、旅客への広報、検札業務などを行っているのがHSL/HRT。*5 我々旅行者にとっては、ほぼ同義と考えて問題ない。


時刻表
HSL/HRTの公式サイト内、フェリー時刻表を参照。夏期と冬期で運行時刻が異なる。

リンクが切れている場合はこちらのJourney Plannerへ。「from」に「kauppatori」、「to」に「suomenlinna」を入れて検索。



料金
12時間有効のフェリー・チケットが5ユーロ。何回でも乗船可能。*2 自動券売機がマーケットスクエアに設置されている。

スオメンリンナ行フェリーを含め、HSL/HRTの全ての交通機関が乗り放題になるday ticketもある。1日〜7日の間で有効期間を選べる。移動する範囲によって料金が異なり、ヘルシンキ市内のみの1日有効チケットは、8ユーロ。それ以外のday ticket料金はこちら

小児割引(7〜16歳) フェリーチケット、デイ・チケットともに、大人料金の半額。7歳未満は無料。*3



チケットの買い方
マーケットスクエアに置いてあるチケットの自動販売機。2種類ある。

b0212342_04264747.jpgコイン、クレジットカード、紙幣で支払いができる。
液晶画面のイギリス国旗マークの黒ボタンを押すと、英語表示になる。

クレジットカードで支払う場合、PIN NUMBERを聞いてくる。カードの暗証番号のこと。

チケットは紙のレシートのようなかんじ。チケットに印字された購入時刻から12時間有効。

デイ・チケットも販売。

b0212342_04264334.jpgこちらのタイプはコインのみ。

フェリー・チケットだけの販売はしていない。

HSL/HRTの他の交通機関(バス、トラム、地下鉄)用の60〜80分有効きっぷや、フェリーを含めた公共交通機関が乗り放題のデイ・チケットが買える。

Day ticketの買い方
1. レシート状の紙のDay ticket
スオメンリンナ・フェリーの乗り場や、バスの終点、鉄道や駅に設置された自動販売機で買える。
上の画像のタイプは使ったことがないので省略。英語表示に従えば問題なく買えるだろう。
下の画像の自販機の場合、24時間有効のデイ・チケットを買える。ヘルシンキ市内でのみ有効なデイ・チケットを買うには、「Zone 1」の「Day ticket 1 day adult」の緑のボタン(赤いのも含めて上から4番目)を押し、小さい液晶画面に料金が表示されるのでコインを入れる。
自販機で買った場合、有効期間の開始は購入時刻。紙のチケットに印字されている。

2. カード式のDay ticket
紙のデイ・チケットの他に、名刺大のカード式デイ・チケットもある。
空港のインフォメーション、駅や街のそこかしこにある「R」というでっかいロゴの「R-Kioski」、スーパーなどで売っている。
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乗り方
フェリー乗り場があるマーケット・スクエアの位置は、こちらのgoogle mapへ。

b0212342_08021719.jpgチケットの改札口はなく、チケットを係員に見せたり機械に読み込ませたりする必要はない。(ヨーロッパではよくある、信用乗車(船)制度を採っている)

←こんな感じのゲートを通るが、チケットを読み込ませたり差し込んだりはしない。
ただし、フェリー内では抜き打ちの検札がしばしば行われ、無賃乗船や悪質な期限切れの場合、80ユーロの罰金が科せられる。*2

カード式Day ticketでの乗船のしかた

b0212342_08113452.jpg最初に乗り物に乗る前に、左画像のようなカードリーダーにカードを当てる(黄緑色の十字の真ん中辺りにタッチする)。するとそのときの時刻がカードに記録され、有効期間が始まる。

次回からは、カードリーダーにタッチする必要はない(ただしフェリーのみ。他の乗り物では乗るたびにタッチ)。
カードが有効かどうかを確かめるには、カードリーダーにタッチすれば、リーダーの上の緑色のランプが点灯する。期限を越えていると赤いランプが点灯。

検札時は、係員が持っているカード読み取り機にカードをかざす。*4


*1 HSL/HRT公式サイト内、事業者案内ページより。
*2 HSL/HRT公式サイト内、スオメンリンナ・フェリー・チケット案内ページより。
*3 HSL/HRT公式サイト内、小児料金案内ページより。
*4 HSL/HRT公式サイト内、Day ticket案内ページより。
*5 HKL/HST公式サイトより。

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by h9w457y8i | 2013-12-21 09:47 | フィンランド | Comments(0)

フィンランドの世界遺産スオメンリンナの要塞群 > 概要

スオメンリンナ公式サイト/日本語版パンフレット(PDF 2.2MB)にも解説あり。

スオメンリンナの概要

 軍事関連建造物の歴史において、フィンランドの要塞(スオメンリンナ)は、その時代における一般的な防衛施設の原則と特徴を代表する典型的な例と言える。

 1747年、フィンランドがスウェーデンの一部であった頃、首都ストックホルムの国会は、フィンランドに駐屯する軍隊のための要塞を建設することを決定した。ヘルシンキに隣接する島の一群が要塞の建設用地に選ばれ、建設が始まったのは1748年のことだった。要塞は「スウェーデンの要塞」という意味の「スヴェアボリ(Sveaborg)」と呼ばれた。その目的は、複数の島を連携して防衛することにより、都市周辺の湾への侵入を制御することだった。

 要塞建設は、1748年、30代半ばに砲術士官を経験したスウェーデンの提督、アウグスティ・エーレンスヴァルド(1710〜1772年)の指揮により始まった。彼は、ボーバン(Vauban)の理論をヘルシンキの非常に特徴的な地勢に適用させた。すなわち、ヘルシンキに隣接する島の一群を物理的に結んで防衛チェーンを築き、それらにより街を防備するというものだった。計画の第二段階は遂に実行されることはなかったものの、1772年のエーレンスヴァルド没までには、「スウェーデンの要塞」という意味の「スヴェアボリ(Sveaborg)」と呼ばれた防衛チェーンが構築され、ヘルシンキへの侵入防御の役割を果たした。そして18世紀末までには、建設工事は終了した。

 当時、ロシアはフィンランド湾にクロンシュタットという主要軍事基地を持っていた。そして、それをピョートル大帝から委託されたサンクトペテルブルク防衛に役立てようとし、またバルト海東部に制海権を持つスウェーデンを牽制するための、新しいロシア海軍の母港にしようとしていた。スヴェアボリ建設の目的の一つは、そういったロシアの野心に対抗する一助となることでもあった。

 エーレンスヴァルドが没した時、スヴェアボリは既に要塞としての機能を持っていたが、その後も防衛力強化は続いた。スウェーデン王グスタフ3世(1746〜1792年)も要塞建設の重要性を認識し、要塞の強化は更に進み、名称も「Viapori」に変更された。だが、その地域でのスウェーデンの勢力はその後徐々に弱まり、1808年、難攻不落という評判にも関わらず、要塞は遂にロシア軍に屈することとなった。1855年のクリミア戦争では、英仏軍の砲撃によって要塞は甚大な被害を受けたが、その後も、ロシアは要塞の修復と増設を繰り返した。1918年のフィンランド独立後、名称は最終的に、「フィンランドの要塞」という意味の「スオメンリンナ」に変更された。そして、6kmに渡る防壁と、190に及ぶ建物が保存された。

ロシア軍が設置した大砲と土塁
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 ヘルシンキ沖の島々に建設されたスオメンリンナは、特徴的な歴史的記念碑であり、また世界最大の海防要塞の一つである。その歴史は、フィンランドとバルト海周辺の歴史と密接に絡み合っている。そしてまた、ヘルシンキの初期の成長と繁栄は、スオメンリンナによるところが少なくないとも言えるだろう。


スオメンリンナの歴史

 1747年、スウェーデンの国会は、東部国境の守備を固め、ヘルシンキ郊外の島に要塞を建造することを決定した。当時スウェーデンと同盟関係にあったフランスは、要塞建設が開始されてから10年間、多大な額の融資を行った。

 スヴェアボリ要塞の建設は、18世紀のスウェーデンで最大の建造プロジェクトだった。当時の技術の粋を集め、また最高の専門家が集い、アウグスティ・エーレンスヴァルド中佐の監督と指導の元、要塞は建造された。建設に従事したのは、スウェーデンとフィンランド全土から集められた6500人以上の兵士だった。1772年、エーレンスヴァルドが没したとき、要塞は実質的に使用できる状態になっていた。全体的な計画は、1774年に修正された。

 その後のヨーロッパの勢力関係によって、スヴェアボリの運命は左右されることになった。ナポレオンとアレキサンダー1世の間に取り交わされた条約により勃発した1808年から1809年の戦争で、ロシアはフィンランドを占領した。スヴェアボリはロシアに降伏し、その後110年間、ロシア軍の駐屯地となった。19世紀の中頃には、約4000人のロシア兵が駐屯していた。1855年のクリミア戦争で、英仏の海軍が要塞を砲撃するまで、要塞はスウェーデンの様式を留めていた。その後ロシアによって行われた要塞の修理と近代化によって、破壊された建物は取り壊され、また高さを低く抑えられた。そして土塁による新しい海岸防衛線が新たに建設された。

 第一次世界大戦(1914〜1918年)の前まで、貯蔵基地として使用されたスヴェアボリは、「ピョートル大帝の海防要塞」という防衛計画の一部をなした。このときのスヴェアボリの目的は、タリンと共に、フィンランド湾の入口を防衛し、当時ロシアの首都だったサンクトペテルブルクの安全を保障することだった。1917年、フィンランドがロシアから独立すると、スヴェアボリはフィンランド軍の駐屯地となり、「フィンランドの要塞」という意味の「スオメンリンナ」にその名を変えた。その後、1918年から1919年のフィンランド内戦では、収容所として用いられた。スオメンリンナが軍事施設として最後の役割を果たしたのは、第二次世界大戦中、ヘルシンキ航空監視センターとしてであった。その後、軍の駐屯は1972年まで続いたが、1963年からは、観光と市民の憩いの場としての機能を充実させていった。

(以上、ユネスコ公式サイト内スオメンリンナ解説ページを、管理人が和訳したもの。一部和訳が困難だったため、直訳的な部分がある。)


b0212342_15203746.jpg←スオメンリンナの世界遺産指定区域。(JPEG画像)

中央やや左寄りの赤い実線部分が、世界遺産に登録された島々。

その周囲に広がる赤い破線部分は、バッファーゾーン(緩衝地帯)と呼ばれる区域。

ユネスコ公式サイト内、スオメンリンナ案内ページにPDF版あり。

.

by h9w457y8i | 2013-12-20 04:38 | フィンランド | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。