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ハンター住宅ってどんな建物? 住んでたのはどんな人?

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  アクセス


建物は神戸市立王子動物園の敷地内にある。王子動物園正面ゲートから中に入り、動物園を経由して建物に向かう。

見学用 Google Map

阪急 神戸本線 「王子公園」駅 西口から建物まで、徒歩約8分(600m)。東口から徒歩約10分(750m)。
西口は階段のみ。東口にはホームから改札までエレベーターあり。

JR 東海道本線 「灘」(なだ)駅 北口(エスカレーター、エレベーターあり)から建物まで、徒歩約9分(700m)。

阪神 本線 「岩屋」(いわや)駅から建物まで、徒歩約17分(1.2km)。

施設付属駐車場あり。2時間まで150円/30分。2〜4時間まで100円/30分。4時間を超えると50円/30分。(2016.10) 王子動物園公式サイト参照。

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  見学のしかた


建物は王子動物園の敷地内にある。接近するには動物園に入る必要がある。
文化財保護のため、建物内部の公開は4月、5月、10月に限られる。この3ヶ月の間なら、王子動物園開園時は建物内部が一般公開される。

王子動物園 開園時間
3月〜10月 09:00〜17:00
11月〜2月 09:00〜16:30

休園日
毎週水曜日(祝日の場合は翌日。春休み、夏休み期間中は臨時開園もあり)、12/29〜1/1。

入園料
建物の見学のためには、王子動物園に入る必要があり、入園料を動物園正面ゲートで支払う。
大人 600円。中学生以下 無料。兵庫県在住の65歳以上 無料。
建物内部に入る場合、別途見学料は必要ない。

建物内部での写真撮影
基本的に自由。建物玄関で一言、個人の趣味の範囲で撮影する旨つげ、撮影時の注意事項(三脚を使わない、営利目的には使わない、など)を聞く。

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  ハンター住宅ってどんな建物? 住んでたのはどんな人?


旧ハンター住宅は、もともと神戸市中央区北野町3丁目(神戸三宮駅の北、山際の異人館が立ち並ぶ区域)にあった建物を、昭和38年(1963年)にこの場所に移築したもので、残っている神戸の異人館の中では最大規模のものの一つです。
最初に建てられたのがいつかははっきりとはわかっていませんが、明治22年(1889年)ごろ、ドイツ人のA. グレッピー氏が英国人の技師に依頼して造ったものと言われています。その後、英国人のエドワード・ハズレット・ハンター(Edward-Haslette Hunter)氏がこの建物を買い取り、改造して現在のような姿になりました。
ハンター氏は1843年にイギリスで生まれ、21歳のとき商社員として来日しました。その後大阪鉄工所(のちの日立造船)を創業するなど、我が国の明治産業界に大きく貢献しました。
基礎は石造り、壁はモルタル櫛目引きで、南と東に巡らされたコロネード(列柱式)ベランダ、その張り出し部の上には三角形のペジメント(切妻)があり、棟飾りや唐草模様の装飾がついています。
ベランダははじめ開放型でしたが、雨の多い日本の風土に適さないため、菱格子に美しくデザインされた窓がはめ込まれました。
室内は、1階に玄関ホール、書斎、食堂、応接室などがあり、それらの出口の上にはブロークン・ペジメントと呼ばれる額縁、大理石のマントルピース(暖炉の縁の部分)、チークの床材、ブロンズのシャンデリアなど、当時の豪華な面影がしのばれます。また、階段の踊り場にある窓には、英国から取り寄せた美しい色模様のステンドグラスが使われています。
ハンターが大正6年(1917年)に亡くなったあと、所有者は転々とし、昭和35年(1960年)には料理旅館として取り壊しの危機が訪れました。しかし、兵庫県が寄贈を受けて保存を図ることとなり、昭和38年(1963年)に、神戸市立王子動物園内に移築されました。平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災では、レンガ造りの煙突2本のうち1本が折れて室内に落下したため、東側のベランダが崩れ落ちてしまうなど、大きな被害を受けました。その後このベランダを一旦解体・補修し、煙突も復旧、建物内・外部の壁の塗り直しを行いました。
このように、旧ハンター住宅は、当時の富裕な外人生活の―端をうかがうに足る、いわゆる異人館の好標本であり、緑の山々をバックに、洋風の庭園とよくマッチし、細部にまで神経のゆき届いた意匠とあいまって、この時代の異人館の最もすぐれたものといえます。
昭和41年(1966年)、国の重要文化財に指定されました。
←現地配布のプリント
←現地案内看板

左上 櫛目引きのモルタル外壁     中上 コロネード・ベランダ     右上 三角ペジメント
左下 ブロークン・ペジメント     中下 マントルピース     右下 西側の煙突
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by h9w457y8i | 2017-01-25 08:10 | 兵庫 | Comments(0)

兵庫県の近代文化遺産リスト布引水源地水道施設 > アクセス


新神戸駅付近から徒歩       ロープウェイ      クルマ


布引水源地水道施設は、山陽新幹線、神戸市営地下鉄および北神急行電鉄の新神戸駅付近から、生田川(いくたがわ)沿いに約2kmに渡って点在している。


Google Map


新神戸駅付近から徒歩

山陽新幹線新神戸駅、1F駐車場入口近く(上の地図の黒アイコン)に、駅の下をくぐって山の方に入っていく道路がある。
その道を駅の駐車場から200mほど登ると、文化財群の中で最も下流にある布引水路橋に出る。

布引水路橋を起点とし、文化財群の中で最も上流側にある分水堰堤まで、歩行者専用のハイキング・コースが整備されている。

左 布引水路橋近く         右 五本松堰堤ダム湖から上流の生田川添い
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↓ 五本松堰堤付近の現地案内看板。クリックで拡大。
b0212342_07325180.jpg新神戸駅
 ↓ 200m(急な上り坂、徒歩約4分)
布引水路橋
 ↓ 130m(徒歩約2分)
雌滝取水堰堤
 ↓ 900m(急な上り坂、徒歩約30分)
谷川橋
 ↓ 150m(徒歩約3分)
五本松堰堤(布引ダム)下流側
 ↓ 150m(急な上り坂。約5分)
五本松堰堤上端、放水路隧道
 ↓ 700m(徒歩約12分)
締切堰堤、分水堰堤隧道
 ↓ 150m(徒歩約2分)
分水堰堤、分水堰堤附属橋



ロープウェイを使用

山の上にある神戸布引ハーブ園に附属する神戸布引ロープウェイを使うと、五本松堰堤の上端まで、急な坂道を上らずに行くことができる。ただし遠回り。

神戸布引ロープウェイ、ハーブ園山麓駅
山陽新幹線、神戸市営地下鉄および北神急行電鉄新神戸駅から約150m。(google mapでは「北野一丁目」駅という旧称で表示されている)
 ↓
 ↓  神戸布引ロープウェイ。ロープウェイのみの利用も可能。
 ↓  運行時刻、料金は、神戸布引ハーブ園公式サイト/ロープウェイ営業案内ページ参照。
 ↓
 ↓  2014.1現在の情報。片道大人700円。基本的には年中無休だが、冬期は点検のため臨時運休すること
 ↓  がある。また、悪天候により一時運休することもある。
 ↓  神戸布引ハーブ園公式ホームページ/「本日の営業情報」を参照。
 ↓
風の丘中間駅
 ↓
 ↓  徒歩で約1km(ほぼ平坦な道を、徒歩約15分)
 ↓  風の丘中間駅は神戸布引ハーブ園の敷地内にあり、そのすぐそばにあるゲート(上の地図
 ↓  紫アイコン)を通って一般道に出る。このゲートの開閉が布引ハーブ園の開園とリンクしているか
 ↓  どうかは不明。布引ハーブ園に要問い合わせ。
 ↓
分水堰堤、分水堰堤附属橋




クルマ

施設付属駐車場はない。
新神戸駅周辺に、民間の有料駐車場が多数あり。
NAVITIME公式サイト/駐車場検索ページにて、「新神戸駅」で検索。


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by h9w457y8i | 2014-01-10 08:57 | 兵庫 | Comments(0)

兵庫県の近代文化遺産リスト布引水源地水道施設概要 > 締切堰堤

国指定重要文化財
しめきりえんてい
竣工: 明治41年(1908年)
構造および形式: アーチ式コンクリートダム、堤長31.9m、堤高7.6m、堤頂幅1.5m
文化財指定: 平成18年(2006年)
〜文化庁国指定文化財等データベースより



 締切堰堤は、神戸市水道誌では『断流堤』という名称で放水路隧道の末尾に記載されており、分水堰堤隧道を流れてきた渓流水が上流側に逆流することを防ぐことを目的に建設されました。
 元々この位置には、布引ダム(=五本松堰堤)と同時期に建設された砂防堰堤が建設されていました。しかし、上流側の土砂堆積に対応するため、砂防堰堤の上部にアーチ部を嵩上げして、現在の締切堰堤が建設されていたと思われます。
 また、明治の時点では両側が中央部に比べて1.2m高くなっていますが、上流に更なる土砂が堆積したため、時期は特定できませんが中央部が再度嵩上げされました。その結果、現在では堤高が8.5m、堤頂幅が1.4mとなっています。
 このように締切堰堤は、分水堰堤と放水路に水を流しながら施工されており、かつ、洪水時の対応を考慮すると、最後に完成したものと推測されます。
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by h9w457y8i | 2014-01-06 07:16 | 兵庫 | Comments(0)

兵庫県/近代文化遺産リスト布引水源地水道施設 > 概要


各建造物の概要






全体の概要

 布引水源地水道施設は、神戸港に注ぐ生田川(いくたがわ)の中流域に位置する上水道施設である。 全体計画や施設配置には、土砂流入防止を意図した貯水・取水機能に分水・放水機能を付加するなど特色がある。 神戸の創設水道施設で、建設当時全国でも最大規模を誇り、また当時の世界のレベルと遜色ない最新の土木技術が用いられており、堰堤以外の関連諸施設も土木技術史上極めて評価の高い施設群である。 堰堤など各建造物の意匠デザインも優れており、周囲の景観に配慮したものとなっている。 明治期を代表する水源地水道施設の一つとして重要である。

設計 日本最初の近代水道施設である横浜の水道を設計したイギリス人、H.S.パーマー、内務省雇技師のイギリス人W.K.バルトンによる提案・原案を経た後、人口急増に合わせて大幅に変更。最終的には神戸水道事務所の吉村長策及び佐野藤次郎が設計に当たった。



歴史的な経緯
 「布引水源地水道施設の建設は、神戸の近代水道史そのものといっても過言ではありません。
 慶応3年(1868年)の兵庫開港後開港地として発展し、明治22年(1889年)に神戸市が誕生しました。
 その後、神戸市は周辺の村々を編入しながら市域の拡大を進め、それに伴い人口の増加も著しくなりました。
 神戸市にとって、都市として更なる発展を遂げるためには、慢性的な水不足の解消と不衛生な飲料水がもたらす悪疫などの防除が大きな課題となりました。
 明治18年(1885年)、横浜の近代水道敷設(明治20年完成、日本最初の近代水道)の影響を受けて、神戸(市制施行以前の神戸区時代)でも水道敷設の気運が盛り上がりをみせ、明治20年(1887年)には、横浜の水道を設計したイギリス人H.S.パーマーに水道施設の設計を依頼しました。
 その成果として、明治21年(1888年)3月にパーマーからの設計書が提出されました。
 しかし、その後水道敷設について一時停滞する時期があり、明治23・24年(1890・1891年)に神戸でコレラ等の疫病が流行するに至り、再び水道敷設の世論が盛上りをみせることになりました。
 その間、神戸市の都市としての成長は目覚しく、パーマーの設計を再検討する必要に迫られ、明治25年(1892年)には、内務省雇技師のイギリス人W.K.バルトンに再度水道施設の設計を依頼し、明治26年(1893年)に原案となった計画書が提出されました。
 日清戦争のため一時水道敷設事業は休止を余儀なくされましたが、明治30年(1897年)5月に起工式が行われました。
 この時点でバルトンの原設計からすでに4年の月日が流れ、神戸市の人口増加の著しいことなどから、ダムの着工にあたっては根本的な設計変更(土堰堤からコンクリート堰堤へなど)が行われることになりました。これまで外国人技術者が設計してきましたが、設計変更にあたっては日本人技術者(吉村長策・佐野藤次郎ら)が中心となって進めることになりました。
 そうして、布引五本松堰堤は、当時としては日本最大の堤高33.3m、堤長110.3m、有効貯水量約76万㎥(建設時)の規模の重力式粗石コンクリートダムとして明治33年(1900年)3月に完成し、日本で7番目の近代水道として給水を開始しました。」

文化財としての評価
 「神戸市の初期の都市基盤整備事業の一つで、五本松堰堤の設計や当時の世界のレベルと遜色ない最新の土木技術が用いられており、堰堤以外の関連諸施設も土木技術史上極めて評価の高い施設群である。
 五本松堰堤は日本最古の水道専用の重力式コンクリートダムで、文化財的な価値を損なわずに堰堤耐震補強工事が実施され、現在も良好な状態で保存・使用されている全国的にも数少ない明治時代からの現役の水道施設です。
 堰堤など各建造物の意匠デザインも優れており、周囲の景観に配慮したものとなっている。
 以上のように、布引水源地水道施設は神戸市民のための現役の水道施設であると同時に、外国人技術者による当初設計はあったものの、設計変更にあたった佐野藤次郎ら日本人技術者の近代土木技術の粋を集めた土木建造物で明治期における日本の土木技術力の高さをしることのできる貴重なものであり、また、水源地周辺はハイキングルートとしても整備されており、周辺の自然・文化環境とともに多くの市民に愛されている。」






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by h9w457y8i | 2013-12-31 07:39 | 兵庫 | Comments(0)

きゅうこうべきょりゅうちれんがぞうげすいどう

明治5年(1872年)、竣工。
煉瓦造円形管90m、および卵形管1.5m
国登録有形文化財  平成16年(2004年)、登録。
近代化産業遺産  平成19年(2007年)、認定。




「安政5年(1858年)、江戸幕府は諸外国と修好通商条約を結び、長崎、神戸、横浜、新潟、函館の5港が開港されることが決まり、神戸にも外国人居留地が造成されることになりました。街の設計を行ったのは、英国人土木技師、ウィリアム・ジョン・ハート。碁盤目状に地割りがされ、街路、公園、下水道などが計画的に整えられました。この街のつくりは非常に評価が高く、当時の英字新聞でも、「東洋における最も美しく整備された街」と記されています。
中でも特筆すべきは、明治5年(1872年)頃完成した下水道。これは、近代下水道としては、横浜と列んで我が国で最も古いもの*2です。神戸付近で焼かれた国産煉瓦を用いて、直径約90cmの円形管と、直径約40×54cmの卵形管の2種類が作られ、南北道路に沿って6本、総延長約1880mが敷設されました。現在でもその一部(約90m)が、大丸百貨店東側と旧居留地十五番館前などに残っており、雨水幹線として使用されています。このうち旧居留地十五番館前では、歩道が切り取られて、道路の下にあるれんが造りの管の様子がわかるようになっているほか、卵形管もモニュメントとして展示されています。」*1



旧神戸居留地十五番館。その南東角に、遺構の展示スペースがある。
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卵形管および丸形管 縦
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卵形管 横
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卵形管 縦
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丸形管展示
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左 登録有形文化財プレート    右 経済産業省による近代化産業遺産プレート
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左 土木学会選奨土木遺産プレート    右 円形管そばの説明
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見学メモ

アクセス
<鉄道>
神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前」駅から徒歩約6分(約500m)。
阪神電鉄本線、JR東海道本線、山陽電鉄神戸高速線「元町」駅から徒歩約11分(約900m)。
阪急電鉄神戸線、JR東海道本線、山陽電鉄神戸高速線、神戸空港と神戸市街を結ぶ神戸新交通ポートライナー「三宮」駅から徒歩約10分(約800m)。

<クルマ>
半径200m以内に、複数の民間駐車場有。NAVI TIME 駐車場検索で、「旧神戸居留地十五番館」で検索。

旧神戸居留地煉瓦造下水道の位置は、下地図の赤アイコン。+印は無関係。

google map

普段の見学
屋外に展示してあり、常時見学可。

特別公開
特に情報なし。

問い合わせ
神戸市建設局道路部計画課へ。
あるいは、
神戸市教育委員会事務局社会教育部文化財課へ。



*1 建設マネジメント技術2008年5月号より。
*2 原文では、竣工時期は横浜の旧居留地にある下水道と同じ時期であるように書かれているが、横浜の下水道遺構にある現地案内看板によると、横浜の方は竣工が明治14〜20年となっている。よって神戸の方が古いと思われる。
by h9w457y8i | 2013-03-14 07:35 | 兵庫 | Comments(0)

こうべしりつはくぶつかん(きゅうよこはましょうきんぎんこうこうべしてん)

昭和10年(1935年)、竣工。
鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上5階地下1階建、建築面積1775㎡
国登録有形文化財*1  平成10年(1998年)、登録。




「正面に6本のドリス式*1の半円柱が建つ古典主義様式の建築。英国王立建築家協会会員、桜井小太郎の設計になる。内部は博物館として改修されたが,二階吹き抜けの旧銀行業務室は大ホールとして天井とも保存された。神戸における様式建築の最後期の作品でもある。」*2
旧横浜正金銀行は、現三菱東京UFJ銀行。横浜にある旧本店本館は、現在神奈川県立博物館として利用され、国の重要文化財に指定されている。



南東角遠景
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東面(正面)
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南西角
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左 西面    右 南面
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左 入口遠景    右 東面縦
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左 壁面名前    右 歩道石碑
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入口近景    
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見学メモ

アクセス
<鉄道>
神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前」駅から徒歩約6分(約500m)。
阪神電鉄本線、JR東海道本線、山陽電鉄神戸高速線「元町」駅から徒歩約11分(約900m)。
阪急電鉄神戸線、JR東海道本線、山陽電鉄神戸高速線、神戸空港と神戸市街を結ぶ神戸新交通ポートライナー「三宮」駅から徒歩約10分(約800m)。

<クルマ>
施設付属の駐車場はない。半径200m以内にいくつか有料駐車場がある。NAVITIME駐車場検索ページ、「神戸市立博物館」で検索。

神戸市立博物館の位置は、下地図の赤アイコン。+印は無関係。

google map

普段の見学
b0212342_7454061.jpg開館時刻 原則として、10:00〜17:00(入館は16:30まで) ただし、特別展開催時などは変更あり。
休館日 原則として月曜日、年末年始。それ以外の臨時休館日もある。
入館料 大人200円。ただし、特別展開催時は別途料金がかかる場合がある。

左の画像は、博物館入口に掲げられた注意書き。クリックで拡大。「写真撮影は係員までおたずねください」とあるので、館内の撮影について聞いてみた。そのときは特別展がロビー内で開催中で、残念ながら撮影は許可されなかった。特別展が開催されていなければ、展示品以外の建物内部は撮影自由と言われた。また、特別展が開催されていても、その種類や展示物の置いてある場所によっては撮影できる場合があるとのこと。建物内部を撮影したい場合は、あらかじめその都度問い合わせてもらえればお答えできます、ということだった。



特別公開
情報は見つけられなかった。

問い合わせ
神戸市立博物館へ。


*1 用語解説参照。
*2 文化庁文化財等データベースより。
by h9w457y8i | 2013-03-11 08:41 | 兵庫 | Comments(0)

きゅうこうべきょりゅうちじゅうごばんかん

明治13年(1880年)、または明治14年(1881年)、竣工。
木骨煉瓦造(もっこつれんがぞう*1)、建築面積170.9㎡、二階建、桟瓦葺(さんかわらぶき*1)
附(つけたり*1)  境界煉瓦塀および石柱
国指定重要文化財  平成元年(1988年)、指定。





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「慶応3年(1868年)の兵庫開港により、126区画、25.8haの外国人居留地が開設され、商館を中心として領事館やホテル、教会などがつぎつぎに建てられました。
15番地のこの場所に、明治14年頃に建築されたこの建物は、神戸市内に残された異人館としては最も古い建物で、木骨煉瓦造2階建、寄棟造(よせむねづくり*1)、桟瓦葺(さんかわらぶき*1)で2階は南側両端にペジメントをつけ、コロニアルスタイルの解放されたベランダを持ち、外観は石造り風意匠となっています。」*3

明治14年(1880年)から10年間、アメリカ領事館として使われた。
その後いくつかの企業の所有を経て、昭和41年(1966年)より現在まで、株式会社ノザワが所有。
平成7年(1995年)の阪神淡路大震災で全壊するが、その後修復工事がなされ、文化財補修としては初めて免震工法を採用、平成10年(1998年)に再建された。
平成10年にレストラン、およびカフェとして開業。平成24年(2012年)2月に一時閉鎖されていたが、同年9月に再びレストラン「Tooth Tooth maison 15」として開業。現在に至っている。*2

なお、訪問時は2012年5月でレストランは閉鎖中であり、内部を見ることはできなかった。

建築に関する資料、再建時の免震工法については、株式会社ノザワの公式サイト参照。

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 附(つけたり)に指定されている、境界煉瓦壁と石柱。

左:石柱の基礎。15番地と16番地の境界であることが分かる。
右:石柱の解説。
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神戸市教育委員会による現地案内看板。
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下の画像、建物の右隣の歩道に、ちょっとした出っ張りがある。これは、国の登録有形文化財である、旧神戸居留地煉瓦造下水道
また、画像右側の道路の更に右にある大きな建物は、やはり国の登録有形文化財、神戸市立博物館
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見学メモ

アクセス
<鉄道>
神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前」駅から徒歩約6分(約500m)。
阪神電鉄本線、JR東海道本線、山陽電鉄神戸高速線「元町」駅から徒歩約11分(約900m)。
阪急電鉄神戸線、JR東海道本線、山陽電鉄神戸高速線、神戸空港と神戸市街を結ぶ神戸新交通ポートライナー「三宮」駅から徒歩約10分(約800m)。

<クルマ>
半径200m以内に、複数の民間駐車場有。NAVI TIME 駐車場検索で、「tooth tooth maison 15」で検索。

google map

普段の見学
記事掲載時点で、内部はレストランとして営業中。なので内部の見学はレストラン「Tooth Tooth maison 15」に問い合わせる。営業時間は11:00~23:00。休業日、メニューなど詳細は、下記問い合わせ先を参照。

特別公開
情報は特になし。

問い合わせ
内部の見学は、レストラン「Tooth Tooth maison 15(Tooth Tooth 本店)」へ。


*1 用語解説参照。
*2 株式会社ノザワ 公式サイトより
*3 神戸市教育委員会による現地案内看板より
by h9w457y8i | 2012-10-21 12:38 | 兵庫 | Comments(2)

きゅうやまむらけじゅうたく
(よどがわせいこうげいひんかん)

竣工  1924年(大正13年)。

構造および形式  鉄筋コンクリート造、建築面積359.1㎡、四階建、陸屋根

国指定重要文化財  1974年(昭和49年)、指定。

周辺地図





最寄り駅、阪急電鉄神戸線 芦屋川駅のホームから。
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兵庫県芦屋川沿いの小高い丘の緑の中に建つ瀟洒な住宅ーこの建物こそ巨匠ライトが日本に残した貴重な作品「ヨドコウ迎賓館」です。
この建物は大正4年からフランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)が旧帝国ホテル設計のために来日していた時、山邑家(灘の酒造家8代目、山邑太左衛門)の依頼を受けて、その別邸として設計されたものです。
ライトは大正11年に帰国しましたが、 弟子の遠藤新や南信らによって実建築が行われ、大正12年に着工、翌年2月には上棟式を迎えました。
完成後は山邑家の別邸として使われていました。
昭和22年、社長公邸を探していたヨドコウがこの建物を購入。また後年は独身寮としても使用してきました。
昭和49年5月、ライト建築の創建当初の姿を残す文化遺産として、RC造の建物として初めて重要文化財の指定を受けたのです。
来日当時、ライトはすでに米国では少壮の住宅建築作家としての地位を築いていました。
自然と一体となるような建築様式の「草原住宅」を数多く手懸けており、日本での住宅作品もこれをもとにしたもので、自由学園や旧帝国ホテルなどもその代表的な作品といわれています。
しかし迎賓館はこのスタイルとは異なり、避暑を目的とした希少なRC造の住宅なのです。
ライト全業績の中でもこの迎賓館が異色の傑作と評される所以はここにあります。 *1*2


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アプローチ
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1階入口外観
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左:1階玄関から車寄せを望む
右:1階車寄せから玄関を望む
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間取り図。*2

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2階応接室入口。部屋に広がりを感じさせるよう、意図的に小さく作ってある。*3


応接室全景
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左:応接室 西側壁
右:応接室 東側窓
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左:応接室に置いてあったペーパークラフト
右:建物を構成するラインと調和がとれた応接室の椅子とテーブル。ライトの設計による。b0212342_14215340.jpgb0212342_14194453.jpg

左:暖炉
右:応接室付属の給湯室
b0212342_14222874.jpgb0212342_1417283.jpgb0212342_14164330.jpg

左:応接室 天井付近の小窓。
右:応接室の南側の窓。外はバルコニーになっている。
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2階から3階への階段

3階 廊下
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和室 南側入口および全景
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左:和室 欄間
右:和室と階段の間にある家族室。
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左:3階 廊下から和室への石段
右:3階 家族寝室前 階段

3階 洗面所および風呂
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左:3階 家族寝室。現在は受付で買える記念品が展示されている。
右:3階 婦人室。右側のふすまは、実は胸くらいの高さしかない。畳のサイズと比較するとわかる。
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左:3階 寝室前廊下
右:3階 寝室前廊下 天窓。天窓にまでデザイン重視。ライトの建物に共通して見られる縦横のライン。
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4階 食堂全景
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左:食堂付属の厨房
右:食堂 天井
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左:4階 食堂 南側 バルコニー 南を見る
右:4階 バルコニー南端から、芦屋市街を望む。
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左:4階 バルコニー南端より、建物側。
右:4階バルコニー入口。食堂南側に出入り口がある。
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3階バルコニー南端から。4階バルコニーと階段で繋がっている。










見学メモ

アクセス
<鉄道>
阪急電鉄神戸線 芦屋川駅北口から、徒歩約10分(約450m)。
JR東海道本線 芦屋駅北口から、徒歩約20分(約1.2km)。
建物は、崖のように急峻な丘の中腹にあり、途中、かなり急な上り坂がある。

<クルマ>
施設付属無料駐車場あり。スペースは、乗用車7台、中型バス2台。*4
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google map

普段の見学
開館日、開館時間、入館料は、ヨドコウ迎賓館来館案内ページ参照。
開館日は、水・土・日曜日と祝日。前述リンクには開館日カレンダーもある。
30名以上の団体見学の場合は要予約。*4
館内の撮影は、私的利用に限り可能。ただし、一脚、三脚の使用は不可。*3
見学所要時間  1時間30分

特別公開
情報は見つけられなかった。

問い合わせ
ヨドコウ迎賓館公式サイト、アクセスマップページ参照。電話番号、E mailアドレスが書かれている。




*1 ヨドコウ迎賓館公式サイト、建物の秘密ページより
*2 現地配布パンフレットより
*3 現地案内看板より
*4 ヨドコウ迎賓館公式サイト、アクセスマップページより
by h9w457y8i | 2012-06-29 14:07 | 兵庫 | Comments(0)

国指定重要文化財

国登録有形文化財

文化遺産分布マップ



  国指定重要文化財


移情閣
いじょうかく
木造洋風建造物。3階建。八角形の筒状。孫文記念館として一般公開。

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旧神戸居留地十五番館
きゅうこうべきょりゅうち じゅうごばんかん
一般公開。レストランとして営業中。

旧小寺家厩舎
きゅうこでらけ きゅうしゃ
洋風煉瓦造建築物。神戸市中心部の公園、相楽園内。普段は外観のみ見学可能で、内部の見学は期間限定らしい。建物については神戸市公式サイト、公開についての問い合わせは相楽園へ。

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旧トーマス住宅
きゅうとーますじゅうたく
一般公開。詳細は神戸市公式サイト参照。

旧ハッサム住宅
きゅうはっさむじゅうたく
洋風木造二階建、小規模住宅。普段は内部非公開。外部見学可能。毎年10月下旬から11月下旬の菊花展の時期に、内部が一般公開される。詳細は相楽園公式サイト参照。

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旧ハンター住宅
きゅうはんたーじゅうたく
王子動物園の敷地内にあり、4, 5, 10月の1日〜月末まで、内部一般公開。

旧村山家住宅
きゅうやまむらけ じゅうたく
洋館、書院棟、玄関棟、茶室棟、衣装蔵、美術蔵
美術館所有の敷地内にある。公式サイトには「日常的な公開は行っていません」と書かれているが、利用案内もあり、見学できるかどうかは不明。詳細は香雪美術館公式サイト参照。

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旧山邑家住宅(淀川製鋼迎賓館)
きゅうやまむらけ じゅうたく(よどがわせいこう げいひんかん)
一般公開。

神戸女学院
こうべじょがくいん
総務館、講堂及び礼拝堂、図書館、文学館、理学館、音楽館、体育館、葆光館、社交館、ケンウッド館、エッジウッド館、汽罐室、正門及び門衛舎
普段はキャンパス内には立ち入り不可。年に6〜7日程度、ツアー参加での特別一般公開がある。要予約。人数制限あり。公式サイトには、建物の配置図、設計者についての解説などが掲載。詳細は神戸女学院公式サイト参照。

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小林家住宅(旧シャープ住宅)
こばやしけ じゅうたく(きゅうしゃーぷじゅうたく)
一般公開。詳細は神戸市公式サイト参照。

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布引水源地水道施設
ぬのびきすいげんち すいどうしせつ
神戸市民のための現役上水道施設。急斜面を流れる布引川沿いに点在しており、ハイキング・コースが整備され、常時見学可能。

神子畑鋳鉄橋
みこはた ちゅうてつきょう






  国登録有形文化財 (一部)


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旧神戸居留地煉瓦造下水道

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神戸市立博物館(旧横浜正金銀行神戸支店)


by h9w457y8i | 2011-05-31 00:49 | 兵庫 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。