【重要文化財・史跡|覚園寺 開山塔・大燈塔】 行き方、拝観のしかた (鎌倉市)

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覚園寺(かくおんじ)は、鎌倉の中心部からやや外れた北東の山裾にある真言宗のお寺です。鎌倉時代前期、1218年に、執権の北条義時の薬師如来信仰により建てられたお堂が、覚園寺の始まりだそうです。その後1296年に北条貞時が元寇の再来がないようにと、このお堂を正式な寺院としました。
境内の奥には歴代住職の墓所があり、そこに二つの重要文化財の石塔、開山塔と大燈塔(だいとうとう)が並んで建っています。普段は非公開です。開山塔は寺を開山した智海心慧(ちかい しんえ)のお墓、大燈塔は二代目住職?の大燈源智(読み方はわかりません)のお墓で、いずれも鎌倉時代末期の1332年の建立です。
また、開発が進む前の鎌倉の風情をよく残しているとされる覚園寺の境内は、国の史跡にも指定されています。





アクセス




覚園寺は赤10(青16付近)
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに


最寄りの駅から徒歩
JR鎌倉駅 東口から、徒歩約35分(2.4km)。



バス
京急バス 大塔宮(だいとうのみや)バス停(上の地図・青15)から、徒歩約8分(600m)。

JR鎌倉駅東口からだと、
東口バスターミナル 4番のりば(上の地図・青2)から、京急バス 鎌20系統「大塔宮」行きバスに乗車。
 ↓
[運行頻度] 20分間隔
[乗車時間] 10分
[運賃] 200円。全国共通交通系ICカード使用可能。
 ↓
終点、大塔宮バス停で下車。
覚園寺まで徒歩約8分。

京急バスの時刻・運賃の検索は、各種乗り換え案内アプリやGoogle Map ルート案内機能が対応しています。



駐車場
お寺付属の参拝者用無料駐車場があります。

駐車場の入口は、上の地図・青16。

↓ 画像の左側の階段と門が覚園寺、右側のスロープが駐車場です。
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収容台数は7〜8台、といったところでしょうか。
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覚園寺までの道は、クルマがやっと1台通れるかどうかというくらいの細い道です。

しかも、道の片側は水路になっていて、その蓋がありません。運転を誤ると脱輪して水路に落ちてしまいます。
Google Mapのストリート・ビューを見ていただければわかると思います。

なので、3ナンバーの車でも通行は可能なものの、運転に自信がある方以外の通行はオススメできません。

そういう方は、お寺からは600mほど離れていますが、鎌倉市観光協会鎌倉宮横駐車場(上の地図・青17)に駐車してそこから徒歩で向かうことをオススメします。
[営業時間] 9:00〜17:00
[料金] 30分で220円。現金のみ。
[収容台数] 25台






見学のしかた


国の史跡に指定されている境内に入るには、お寺のガイドを聞きながら参拝するガイドツアーに参加する必要があります。
ガイドツアーについての最新情報は、覚園寺公式HPを参照してください。

1日5〜6回、500円、時間は約50分です。
お休みの期間などもあります。

お寺の入口。
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門から。
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境内の料金所。ここから先は写真撮影は禁止です。
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写真でご紹介できないのが残念ですが、境内にはたくさんのカエデやイチョウの巨木があり、11月下旬から12月上旬の紅葉の時期には、境内がとても美しく彩られるそうです。

ガイドツアーの方曰く、「真っ赤と真っ黄色で、本当にキレイ」ということでした。

あー、その時期に来たかった〜

また、鎌倉時代に建てられたとされる本堂の薬師堂の中には、国の重要文化財に指定されている15体の仏像があり、間近で見ることができます。キラキラな雰囲気ではなく、かつての雰囲気や歴史を肌で味わえる、とても趣のある堂内です。

国の重要文化財に指定されている二つの石塔は、歴代住職の墓地内にあり、ガイドツアーに参加しても見ることはできません。

ただし、毎年2〜3月に行われる「梅かまくら十三仏詣」の期間中、一日だけ特別公開されます。

詳しい日時は、1月にならないと決まらない、とお寺の方がおっしゃっていました。

詳しくは鎌倉十三仏巡礼公式HPの最新情報を参照、または覚園寺に問い合わせてください。



文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)

このページは、
覚園寺公式HP
鎌倉十三仏霊場巡礼公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
ガイドツアーの内容
などを参照しています。


by h9w457y8i | 2019-11-16 07:50 | 神奈川 | Comments(0)

日本だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。


by h9w457y8i

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