重要文化財 【旧阿仁鉱山外国人官舎】 アクセス・見学のしかた

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アクセス(行き方)

見学のしかた

建物の説明

管理人のおすすめポイント

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アクセス


アクセスマップ

公共交通機関 = 駅から徒歩

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秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線 阿仁合(あにあい)駅から、徒歩約6分(450m)。列車の運行は2時間に1本。


駐車場

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施設付属無料駐車場あり。駐車場入口はこちらのアクセスマップを参照。





見学のしかた 


旧阿仁鉱山外国人官舎は現地では「異人館」と呼ばれている。
建物の外観はいつでも自由に見学できる。
建物内部に入るには、隣に立つ歴史資料館、「阿仁伝承館」の入り口で入館料を支払い、伝承館から地下トンネルを経由する。
(外から直接旧阿仁鉱山外国人官舎の中に入ることはできない)

開館時間、休館日、入館料など見学についての詳細は、阿仁異人館・伝承館公式HPを参照。
2017.8
開館時間 09:00〜17:00
入館料 大人 400円
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29〜1/3






建物の説明


 阿仁鉱山(あにこうざん)は、明治8年(1875年)に明治政府の工部省の所管となり、産業振興を推し進めるため、外国人技術者を雇い入れ、近代化を図った。この建物は、派遣された「お雇い外国人」のために建設された官舎2棟のうちの1棟で、明治15年(1902年)に竣工した。当時の銀山町の人々はこの建物を「夷人館(異人館)」と呼んだ。
 文明開化の象徴とも言える鹿鳴館(明治16年竣工)に先行し、秋田県最古の洋風建築であるとともに、現存するレンガ造住宅としては全国的に古いものの一つであり、我が国の産業近代化初期の一旦を示す建造物として貴重である。 ←北秋田市教育委員会による現地案内看板

 異人館は明治12年(1879年)に来山したドイツ人の鉱山技師メツゲル(Adolph Mezger)らの居宅として建築されました。現在、北秋田市消防署阿仁分署が建っている場所にもう一棟の外国人官舎がありましたが、すでに焼失しており現存しておりません。残った一棟(現・異人館)は平成2年(1990年)に国の重要文化財の指定を受けています。
 異人館はメツゲルの設計によるものと言われており、当時は阿仁鉱山外国人官舎及び事務所として使われていました。構造は煉瓦造りの平屋建てで、屋根は切妻造り、壁は地元の土を焼いて造られた煉瓦造りです。煉瓦は現在の下浜(阿仁河川公園付近)で作られたようです。建物は東に面して建ち、半円形窓は上げ下げ式、外側は鎧戸、周囲は木造のベランダで囲まれており、異国情緒漂う建物です。のちの洋式建物の象徴といわれる鹿鳴館やニコライ堂より先駆けて建てられており、ヨーロッパ人と洋館に初めて接する当時の日本人にカルチャーショックを与えたと言われています。メツゲルらの離任後、この異人館は鉱山局起業課、迎賓館、宿泊施設等へと用途が変わりました。
 昭和57年(1982年)の森吉山直下型地震や、その翌年に起きた日本海中部地震によって、煉瓦壁の一部が崩壊・ヒビ割れなどの被害があり、阿仁町の所有となった昭和58年に破損個所の改修及び部分整備が行われました。その後「阿仁町異人館」として一般公開されています。 ←阿仁異人館・伝承館公式サイト

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管理人のおすすめポイント


秋田県北東部に位置する山間のまち、北秋田市は、この建物を「阿仁異人館」として地域史のシンボルとするとともに、観光の一助にしたいとも考えているようです。
しかし、少なくない予算をかけてあのうっすら水が溜まった湿っぽい地下通路を造り、そこを経由しないと内部に入れないようにした意図は、どうにも計り知れません。
建物の外観や内部のデザインには、一般の方にとってこれと言った眼を見張るような特徴はないのでは? と感じましたが、明治時代初期に建てられた木造建築物としては、保存・管理が行き届き、良好な状態を維持している方だと言えるでしょう。外壁やベランダは適度に風雨にさらされた感じが出ている一方で、見えにくい屋根はしっかりとメンテナンスされているように見受けられました。
ただ、建物そのものに観光の目的となるような目立った特徴がないために、秋田市街から遠く離れたこの阿仁の地まで、列車やクルマでわざわざ来る価値があるかと言えば...。うーん、微妙なところかもしれません。

ですが、管理人にとっては有意義な訪問となりました。
夏の良く晴れた日、遠くまで広がる青々とした稲田の中の道や、におい立つような濃い緑の木々の間をドライブするのはとても気持ちよかったですし、山深い場所にこのような歴史ある洋館が立っていること自体に興味を持ちました。

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by h9w457y8i | 2017-09-17 16:13 | 秋田 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。
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