TERの乗り方 フランス国鉄快速列車
フランスの公共交通機関の乗り方 > TERの乗り方
TERの乗り方
TER(テー・ウー・エル)は、フランス国鉄 SNCF の快速列車。パリ近郊=イル・ド・フランスよりも遠い地方とパリの間を走る。
時刻検索
フランスで鉄道の旅をするときは、パリ近郊、地下鉄以外では、まずSNCFの公式サイト(英語)へ。
画面左側の「Timetables & real-time traffic updates」タブをクリック。
出発と到着の駅名か都市名、日時を入力。右下の「Search」をクリックすると、自分が移動する区間の列車時刻表が表示される。その画面の「Type」に、「TRAIN TER」と書かれていれば、TERに乗ることになる。
料金検索
SNCFのホームページに戻り、「Reservations」タブをクリック。
出発・目的地、日時を入力。
「Return on」 往復する場合の復路。
「CONFORT」 客車の等級。ファーストクラス(日本でいうグリーン車)か、セカンドクラス(普通車)。
「Passenger 1」 年齢を選択。26〜59歳以外では割引料金が適用される。それ以外のプルダウンはデフォルトのまま。
右下「Search」をクリック。
時刻と料金の画面になる。
この画面は座席指定のある特急列車と同じ仕様だが、TERは快速列車であり、座席指定はなく、事前購入の割引もない。
運賃をクリックするとネットできっぷを事前購入できる。事前購入した場合は、登録したメールアドレスに予約番号が送られてくるので、後述の駅にある黄色い自動券売機にそれを入力してきっぷを受け取る。
全車自由席なのに、きっぷ購入の際になぜ列車ごとのきっぷを買わなければならないかは不明。事前購入でも当日駅できっぷを買うときでも、きっぷの扱いは「列車変更、払い戻し可能」。車内検札で別時刻のきっぷを持っていても、区間さえ正しければ問題とはならないと思う。
黄色い自動券売機の使い方(事前購入なし)
注! クレジットカードを持っていない場合は、自動券売機ではなく、「Billet」(「ビイェ」)と書かれた有人チケット売り場へ!
「シャルトル(行き先)、ワン・アダルト(大人一枚)」と言えば通じる。
英語の初期画面。
左上の「Buy a ticket」にタッチ。
すぐに列車に乗る場合、「Leave now」にタッチ。
頻繁に選ばれる行き先が表示される。
この中に目的地がなければ、右下の「Other」をタッチ。
「Other」にタッチするとキーボードが表示されるので、目的地名を入力。
目的地名が正しければ、下の「Correct」をタッチ。
片道=Single か 往復=Return かを選択。
SNCFを頻繁に利用する顧客向けの画面。
一般の旅行者は「No」を選択。
年齢にタッチ。
26〜59歳以外だと、割引料金が適用される。
割引が適用されるパスを持っているかどうか。
一般の旅行者は一番上の「No Reduction」を選択。
発車時刻と料金が表示される。
乗りたい列車の料金をタッチ。
全車自由席なのに、なぜ列車ごとのきっぷを買わなければならないのかは不明。座席数分しか売らないから??
選んだ列車の確認。
問題なければ、この画像には写っていないが、右下の「Continue」をタッチ。
ネットショッピングの「買い物かご」の確認と同じような画面。
右下の「Continue」をタッチ。
液晶画面右側のカード差し込み口に、クレジットカードを入れる。
カードは途中までしか入らない。
カードを差し込んだら4桁の暗証番号を押して、右下、緑色の「V」ボタンを押す。
「Remove card」が出たら、クレジットカードを引き抜く。
「Receipt」= レシート。
領収書が必要かどうかを「Yes」か「No」かで選択。
チケット発券中。
券売機からチケットが出てくる。
SNCFでは、乗車前に駅のホールやホームのあちこちにある刻印機にきっぷを差し込んで、きっぷを有効にする手続きが必要。きっぷを差し込むと「ジジッ」とかすかな音がして、駅名と時刻が印字される。きっぷはどの向きに入れても良い。
...実はやっている人はそれほど多くないけど。一応決まりではやることになっている。と思う。
SNCFの超特急TGVのページにその記載あり。
列車の乗り方
SNCFの駅には改札口がない。駅に着いたら、きっぷを買い、そのまま列車へ。
列車の中で検札がある。検札に出くわさない場合もあるが、もし不正乗車が発覚すると高額の罰金が科せられる。
発車20分前くらいになると、駅の何番線から出発するかが案内板に表示される。普通は列車番号が表示されるが、この画像には表示されていない。そんなときは出発時刻と行き先を頼りに。
パリ、モンパルナス駅の22番ホーム。Le Mans行きTER。シャルトルに行くときに利用した。途中停車駅の中に「Chartres(シャルトル)」と書かれている。
TERの車両には、ファーストクラスとセカンドクラスがある。列車の入り口に大きく「1」か「2」と描かれている。
一つの車両に二つのクラスがあるときは、右下のような表示になる。
ドアのそばにはこのようなボタンがある。ドアが閉じていて、ボタンの周りがグリーンに光っていたら、そのボタンを押すとドアが開く。
TERは全車自由席。
車内は清潔。日本の鉄道なみ。
画像はセカンドクラスの2階席。1階より多少揺れが大きい。
目的地で列車を降りたら、そのまま駅舎の外に出る。きっぷを係員に見せたり提出する必要はない。
TERの乗り方
TER(テー・ウー・エル)は、フランス国鉄 SNCF の快速列車。パリ近郊=イル・ド・フランスよりも遠い地方とパリの間を走る。
時刻検索
フランスで鉄道の旅をするときは、パリ近郊、地下鉄以外では、まずSNCFの公式サイト(英語)へ。
画面左側の「Timetables & real-time traffic updates」タブをクリック。
出発と到着の駅名か都市名、日時を入力。右下の「Search」をクリックすると、自分が移動する区間の列車時刻表が表示される。その画面の「Type」に、「TRAIN TER」と書かれていれば、TERに乗ることになる。
料金検索
SNCFのホームページに戻り、「Reservations」タブをクリック。
出発・目的地、日時を入力。
「Return on」 往復する場合の復路。
「CONFORT」 客車の等級。ファーストクラス(日本でいうグリーン車)か、セカンドクラス(普通車)。
「Passenger 1」 年齢を選択。26〜59歳以外では割引料金が適用される。それ以外のプルダウンはデフォルトのまま。
右下「Search」をクリック。
時刻と料金の画面になる。
この画面は座席指定のある特急列車と同じ仕様だが、TERは快速列車であり、座席指定はなく、事前購入の割引もない。
運賃をクリックするとネットできっぷを事前購入できる。事前購入した場合は、登録したメールアドレスに予約番号が送られてくるので、後述の駅にある黄色い自動券売機にそれを入力してきっぷを受け取る。
全車自由席なのに、きっぷ購入の際になぜ列車ごとのきっぷを買わなければならないかは不明。事前購入でも当日駅できっぷを買うときでも、きっぷの扱いは「列車変更、払い戻し可能」。車内検札で別時刻のきっぷを持っていても、区間さえ正しければ問題とはならないと思う。
黄色い自動券売機の使い方(事前購入なし)
注! クレジットカードを持っていない場合は、自動券売機ではなく、「Billet」(「ビイェ」)と書かれた有人チケット売り場へ!
「シャルトル(行き先)、ワン・アダルト(大人一枚)」と言えば通じる。
英語の初期画面。
左上の「Buy a ticket」にタッチ。
すぐに列車に乗る場合、「Leave now」にタッチ。
頻繁に選ばれる行き先が表示される。
この中に目的地がなければ、右下の「Other」をタッチ。
「Other」にタッチするとキーボードが表示されるので、目的地名を入力。
目的地名が正しければ、下の「Correct」をタッチ。
片道=Single か 往復=Return かを選択。
SNCFを頻繁に利用する顧客向けの画面。
一般の旅行者は「No」を選択。
年齢にタッチ。
26〜59歳以外だと、割引料金が適用される。
割引が適用されるパスを持っているかどうか。
一般の旅行者は一番上の「No Reduction」を選択。
発車時刻と料金が表示される。
乗りたい列車の料金をタッチ。
全車自由席なのに、なぜ列車ごとのきっぷを買わなければならないのかは不明。座席数分しか売らないから??
選んだ列車の確認。
問題なければ、この画像には写っていないが、右下の「Continue」をタッチ。
ネットショッピングの「買い物かご」の確認と同じような画面。
右下の「Continue」をタッチ。
液晶画面右側のカード差し込み口に、クレジットカードを入れる。
カードは途中までしか入らない。
カードを差し込んだら4桁の暗証番号を押して、右下、緑色の「V」ボタンを押す。
「Remove card」が出たら、クレジットカードを引き抜く。
「Receipt」= レシート。
領収書が必要かどうかを「Yes」か「No」かで選択。
チケット発券中。
券売機からチケットが出てくる。
SNCFでは、乗車前に駅のホールやホームのあちこちにある刻印機にきっぷを差し込んで、きっぷを有効にする手続きが必要。きっぷを差し込むと「ジジッ」とかすかな音がして、駅名と時刻が印字される。きっぷはどの向きに入れても良い。
...実はやっている人はそれほど多くないけど。一応決まりではやることになっている。と思う。
SNCFの超特急TGVのページにその記載あり。
列車の乗り方
SNCFの駅には改札口がない。駅に着いたら、きっぷを買い、そのまま列車へ。
列車の中で検札がある。検札に出くわさない場合もあるが、もし不正乗車が発覚すると高額の罰金が科せられる。
発車20分前くらいになると、駅の何番線から出発するかが案内板に表示される。普通は列車番号が表示されるが、この画像には表示されていない。そんなときは出発時刻と行き先を頼りに。
パリ、モンパルナス駅の22番ホーム。Le Mans行きTER。シャルトルに行くときに利用した。途中停車駅の中に「Chartres(シャルトル)」と書かれている。
TERの車両には、ファーストクラスとセカンドクラスがある。列車の入り口に大きく「1」か「2」と描かれている。
一つの車両に二つのクラスがあるときは、右下のような表示になる。
ドアのそばにはこのようなボタンがある。ドアが閉じていて、ボタンの周りがグリーンに光っていたら、そのボタンを押すとドアが開く。
TERは全車自由席。
車内は清潔。日本の鉄道なみ。
画像はセカンドクラスの2階席。1階より多少揺れが大きい。
目的地で列車を降りたら、そのまま駅舎の外に出る。きっぷを係員に見せたり提出する必要はない。
by h9w457y8i
| 2016-09-18 12:03
| フランス
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