2017 ICEの乗り方

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ICEの予約、チケット購入を日本語で。人気のユーレイル・パスも



路線図

時刻・料金検索

割引料金

ユーレイルパスの使用

インターネットでのきっぷの予約、購入

駅の自動販売機でのきっぷの予約、購入

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ドイツ鉄道(DB)の乗り方

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ICEは、Intercity-Express(あえて訳すと「都市間高速鉄道」)の略で、ドイツの主要都市間のみならず、ドイツ主要都市とスイス、オーストリア、ベルギー、オランダの都市を結ぶ高速鉄道。ドイツ最大の、そして世界でも有数の規模を誇る国有鉄道会社、ドイツ鉄道(DB=Deutsche Bahn)が運営する。ドイツ国内では日本の新幹線的な存在。専用の線路だけではなく、在来線の線路を走る場合も多い。最高速度は320km/hに達する。
駅や車内での英語放送では「アイ・シー・イー」と呼んでいる。ドイツ語ではどう発音するのかな。



路線図


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赤:最高速度300km/h、オレンジ:250~280km/h、青:200~230km/h、灰色:160km/h以下

下記の時刻・料金検索の結果、ICEに乗ると所要時間が最短になる場合、選択肢にICEが自動的に表示される。





時刻・料金検索


日本語で検索、予約したい場合は、旅行代理店レイルヨーロッパ(RAILEUROPE)日本語公式サイトが使える。英語での検索、予約に不安がある方はそちらへ。
単区間のきっぷだけでなく、ヨーロッパ全域をカバーするフリー鉄道パス=ユーレイルパスも販売しており、ヨーロッパの鉄道に関する情報が充実しているのでオススメ。


英語でもいけるという方は、以下を参照。そんなに難しくない。

1. 
DB公式サイトホームページ左上に必要事項を入力し、「Search」をクリック。
「Single journey」 片道
「Return journey」 往復
日付、時刻のあとの「Departure」「Arrival」は、それぞれその日付、時刻に出発、あるいは到着。
「Prefer fast connections」 最短時間
「1.Adult」 割引料金を適用する場合に選択。Bahn Cardを持っているときに選択する。詳しくはドイツ鉄道の乗り方参照。
出発駅名と到着駅名のアルファベットを入れていくと、駅名の候補が現れるのでその中から選ぶ。
ドイツ語特有の文字(「ß」「ü」など)を入力したいときは、google mapの青い駅アイコンをクリックすると、駅名の吹き出しが出てくるので、コピー&ペースト。
都市名+「Hbf」 HbfはHauptbahnhofの略で、「中央駅」の意味。

必要事項を入力したら、「Search」をクリック。

2. 
検索結果が表示される。
「Duration」 所要時間
「Chg.」 乗り換え回数
「Products」 列車の種類。ここがICEならICEのみ。それ以外の種類については、ドイツ鉄道の乗り方を参照。
「Saving Fares」 割引料金
「Standard Fares」 正規料金
検索結果の一番左、オレンジ色の「>」をクリックすると、駅のプラットフォーム番号や列車番号などの詳細情報が表示される。





割引料金


列車発車日の3日前以前に予約すると、早い者勝ちのいわいる早割りが適用される。割引率はまちまちで、割引率が大きいものから先に予約が埋まっていく。割引率によって列車の変更・キャンセルの自由度は変わらない。インターネットでも駅の自動券売機でも駅の窓口でも、事前のきっぷの予約&購入が可能で、どれが有利とかいう情報はない。
なお、発車日の2日前、前日、当日にきっぷを予約&購入する場合は、Standard fares=正規料金のみ。

その他、往復割引、小児割引、Bahn Cardについてはドイツ鉄道の乗り方を参照。





ユーレイルパスの使用


ユーレイル・パス(Eurail Pass)とは、イギリスを除くヨーロッパ各国の鉄道が、ほぼ全て載り放題になる周遊券。ヨーロッパ域外の居住者のみ購入が可能。ICEの場合、基本的には追加料金なしで乗り放題。ただし座席指定する場合は通常通り4ユーロの追加料金がかかる。また、ICE Splinterだけは追加料金がかかる。

ユーレイルパスについては、
旅行代理店レイル・ヨーロッパ公式サイト、ユーレイルパス案内ページか、
ドイツ鉄道日本代理店公式サイト、ユーレイル案内ページ
を参照。それぞれ日本語でわかりやすく解説されている。





インターネットでのきっぷの予約・購入


ICEを含めたドイツ鉄道の特急列車のきっぷは、上記「時刻・料金検索」の2の画面から、予約・購入が可能。
何日前から予約できるかは不明。列車の発車時刻直前まで予約・購入が可能。

ここではドイツ鉄道公式サイト(英語)での予約のしかたを紹介しているが、
日本語で予約、チケット購入したい場合旅行代理店「レイルヨーロッパ」日本語サイトで扱っている。ただし、代理店のサイトでは、現地時刻で列車発車日の5日前以前でないと予約ができないが、鉄道会社のサイトでは発車直前まで予約が可能。


上記 2. の画面で料金を選び、その下の「Purchase」をクリック。

3. 
その列車のいくつかの料金詳細が表示。
saving faresの場合は、予約後の列車の変更、返金は手数料15ユーロ、当日以降の変更・返金は不可。
standard fareとファースト・クラスの場合は、予約後の変更・返金は無料、ただし当日以降の変更・返金は手数料15ユーロ。の但し書きがある。
料金の右の「Continue」をクリック。

4. 
Bahn Cardを買うか、Bahn Cardなしで予約を継続するかの画面。
Bahn Cardとは、25%, 50% offの割引を適用できるカード。1年間有効。25% offはSecond class(普通車)で59ユーロ、50% offは240ユーロ。つまり、普通車で1年間240ユーロ以上の旅行をする場合は、このカードを購入すればお得。Bahn Cardについての詳細はこちら(英語)。

Bahn Cardを買わずに予約を続けるには、画面一番下の「Continue without Bahn Card」をクリック。
個人的には、Bahn Cardはヘビーユーザー用で、前もって予定がわかっていて、ネットで早割チケットが買える旅行者には不向きかなと。

5. 
ログイン画面。ログインなしでも予約できる。「I wish to book without logging in」を選択し、「Continue Booking」をクリック。

6.
チケットの受取方法と、座席予約をするかどうかを選択する画面。
チケットの種類は下のいずれか。
Online-Ticket オススメ。PDFファイルのチケットが添付されたメールを受け取り、それをプリントアウトして持っていく。PDFチケットはプリントアウトしなくても、券面のQRコードを車掌に見せればいいので、PDFチケットをスマートフォンやタブレットにダウンロードしておけばいい。チケットの券面は英語。
Mobile phone ticket スマホアプリ「DB Navigator」でチケットをダウンロードし、表示させる。券面はドイツ語表記のみ。上記 5. でログインが必要。
Seat reservation without ticket

座席指定する場合は、「Would you like to reserve a seat?」の下で席数を選び、左のシカクにチェックを入れる。指定席は+4.5ユーロ。チェックを入れないと自動的に自由席になる。
Compartment type 日本ではあまり見かけないコンパートメント・タイプを選ぶかどうか。オープンサルーンは日本の特急と同じ、通路を挟んで2席ずつがくっついている普通の席。with tableを選ぶと、向かい合わせで真ん中にテーブルがある席となる。「Any」は、コンパートメントでもオープンサルーンでもどちらでもおまかせ、という意味。コンパートメントは6席が1セットとなり、ドアで廊下と仕切られている小部屋タイプ。知らない人とのコミュニケーションが生まれる可能性があるけど、家族の中に一人だけとかになると正直居づらい。
あとは、通路側か窓側か、携帯電話使用禁止車両かそうでないか、の選択肢がある。

7. 
City mobil optionの選択画面。
詳細は当該画面参照。英語。選ばなくても良い。
「Proceed」をクリック。

8. 
クレジット・カード情報入力画面。
「Your identification as ticket holder on the train」で「Credit Card」を選択、クレジット・カード情報を入力する。
「Varid until」 クレジット・カードの有効期限。
その下の「Your personal data」に、個人情報を入力する。
「Mr.」 男性  「Ms.」 女性 (その右側は選択しなくて良い)
「Postcode/ZIP, town/city」 日本の郵便番号を「-」なしで、その右側に市町村名。(住所の内容はあまりこだわらなくてよい。記載内容に虚偽がなければ問題ない。
重要なのは、クレジット・カード、氏名、E mail address.

「Payment method」 にもう一度クレジット・カード情報を入力。
「Card verification number」 16ケタのカード番号の最後に、更に3ケタか4ケタの番号がついているはずなので、それを入力。

「Other Services」
「Delivery of online ticket」にチェックが入っていることを確認。

最後に「Continue」をクリック。


9. 
入力した内容の確認画面。問題なければConfirm」をクリックして、終了。

10. 
入力したメールアドレスにきっぷの内容が送られてくるので、それをプリントアウトして持参。



スマートフォンできっぷを受け取る

ドイツ鉄道のIDを作る。「インターネットでのきっぷの予約・購入」7. のインターネット画面「Please select one of the following options」で、「Register as new customer and book」(新しいIDを作って予約)を選択するか、
インターネット画面右上の「My Bahn」か「Login」をクリックし、「Register as new customer and book」を選択。
その後、指示に従う。

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スマートフォンに「DB Navigator」アプリをダウンロード。ログインする。
「My Booking」でチケットを表示させる。
アプリは英語。チケットはドイツ語。
車内検札の際に係員に見せるQRコードが表示される。






駅の自動券売機でのきっぷの予約・購入


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DBの駅に設置されている自動券売機。どの駅にも置いてある。

液晶画面の初期画面から、下の画像のひとつ前の画面=Bahn Card選択画面までは、ドイツ鉄道の乗り方参照。

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座席の等級を選ぶ。
「Train Category」 検索対象の列車の種類を選ぶ。 ICEを含めた全ての列車か、ICEのみを除くか、ローカル列車のみか。

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列車の時刻を選び、「Next」を押す。
「Immediately」 直近の時刻に発車。

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検索結果が表示される。
乗りたい列車の料金のボタンを押して、「next」を押す。
「Train」の「RE」はRegional Expressの略で、日本で言う快速列車みたいなもの。ここでは25ユーロと、特急列車であるICEよりも安い。

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指定席予約画面。+4ユーロで座席指定が出来る。
「No Reservation」だと自由席。

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確認画面。変更したい場合は「Alter」ボタンを押すと、その内容を入力する画面に戻る。
表示された内容でよければ、「Pay」を押す。

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料金支払い画面。コイン、紙幣、クレジットカードが使える。支払いが終わると、きっぷが出てくる。おつりもちゃんと出てくる。

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液晶画面の右側の部分。
クレジットカードでの支払いの場合、カード挿入口にカードを入れて、Pin No.=4桁の暗証番号を聞いてくるので、10 keyで番号を入力し、最後に緑色のボタン「Best」を押す。






乗り方


Online-ticket か Mobile phone ticket の場合、車内検札時の身分証明として、購入時に使ったクレジットカードが必要。

ここでは、フランクフルト中央駅(Frankfurt Hbf)からビュルツブルク中央駅(Würzburg Hbf)までの乗車を紹介。

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フランクフルト中央駅・中央口

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中央口を入ってすぐ左に総合窓口がある。ここでもきっぷが買える。英語を話す係員が常駐している。日本語を話す人は…多分いないだろうな。


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総合窓口の前にある電光掲示板。左から、発車時刻、列車番号、経由地、行き先、プラットフォーム番号。


ドイツ鉄道の駅には改札口がない=ヨーロッパではよくある信用乗車制度。
つまり、列車に乗るまで、きっぷを機械に通したり係員に見せたりするところがない。
なので、きっぷがなくてもプラットフォームまで入れる。
ただし特急列車の車内では必ず検札が行われ、不正乗車が発覚すると高額の罰金が科せられる。


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8時54分発、ビュルツブルク経由、ニュルンベルク行きICE527号は7番ホームから発車。プラットフォーム番号はきっぷに記載されている。ホーム入口にはこのような電光掲示板がある。


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ICEの場合、プラットフォームの電光掲示板には、列車の車両を表す台形のマークと、その上にアルファベットが書かれた表示がある。この掲示板はビュルツブルグ中央駅のもの。上のフランクフルト中央駅の7番ホームの画像でも、同じような表示がある。これは、1=ファーストクラス 2=普通車、そして食堂車(Bord Bistro)が、ホームのどの位置に来るかを示したもの。

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ホームには、このように天井からアルファベットを書いた看板がぶら下がっている。
日本の駅の「柱番号」に似ているが、柱ごとにアルファベットが振られているわけではなく、間隔はもっと広い。


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白い大きな「2」=普通車(ファーストクラスは「1」)、ICE527号、27号車、ビュルツブルク経由、ニュルンブルク行き。禁煙。というか、ヨーロッパではほぼ全車両全席禁煙。



自由席車両は?
ICEには、自由席車両・指定席車両といった区別がない。

座席近くの電子表示窓に、座席ごとに、その席が自由席なのか、指定席ならばどの区間の予約が入っているのかが表示されるシステム。

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フランクフルト発のICE、オープンサルーン(中央通路の両側に、2席並びで座席が配置されている車両。日本の特急列車でもよくあるタイプ)、窓の上の表示板。
ちょっと見にくいが、デュイスブルグからオランダのユトレヒトまでの区間が予約済みであることを示している。
たとえば、フランクフルトからケルンまで行くのなら、フランクフルト → ケルン → デュイスブルグ → ユトレヒト という位置関係だから、座っても問題ない。

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こちらはコンパートメント(寝台列車みたいに、2〜3人がけのベンチが向かい合わせとなった4〜6人用の個室)の入口横の表示板。
「GGF. RESERVIERT」の文字が入っている。

自由席のチケットを持つ人は、表示窓に何も書かれていないか、「GGF. RESERVIERT」と表示された席へ。
何も表示されていない席は予約が入っていない席。
GGF. RESERVIERTは、日本語では「場合によっては予約済み」という意味で、システム障害があったりすると表示されるらしい。座ってもいいけれど、その席を指定したチケットを持った人が来たら席を譲れ、ということ。

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普通車の車内。全体的に清潔で快適。ICEの車両にも色々あり、2等でも、TGVタリス、そして日本の新幹線と比べても、座席の幅が広く、騒音が少ないように感じられる車両もある。


列車を降りて駅を出るときも、改札口はない。



by h9w457y8i | 2012-06-16 15:10 | ドイツ | Comments(0)