【重要文化財|旧吉原家住宅】 行き方、見学のしかた (福岡県)
#大川市 #歴史 #古民家 #駐車場 #アクセス
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吉原家は福岡県南部の大川市にあり、江戸時代には別当職(町の行政的支配者)と大庄屋を務めた旧家です。建物は江戸時代の後半に建てられたもので、国の重要文化財に指定され、屋敷内を見学することができます。
1 アクセス
1-1 アクセスマップ
1-2 駅から徒歩
1-3 バス
1-4 タクシー
1-5 駐車場
1-6 レンタサイクル
2 見学のしかた(開館時間、休館日など)
3 訪れた時の様子(写真)
4 旧吉原家住宅の説明
5 問い合わせ
1-1【アクセスマップ】
旧吉原家住宅は赤マーカー1
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
1-2【駅から徒歩】
徒歩圏内(3km以内)に最寄り駅はありません。
一番近い駅は、西鉄 天神大牟田線 蒲池(かまち)駅で、徒歩約1時間20分(5.6km)です。
1-3【バス】
西鉄バス 中原(なかばる)高木病院前バス停から、徒歩約15分(1km)。
地図・黒マーカー2
西鉄 天神大牟田線 西鉄柳川駅と、JR佐賀駅からバスが出ています。
それぞれ、1時間に2本程度。
全国共通交通系ICカード利用可能。
佐賀駅バスセンターは、現地で「佐賀駅BC」と表示されていることがあります。
西鉄バスの路線、時刻、運賃検索は、
Yahoo路線情報 などの各種乗り換え案内アプリ
Google Map ルート案内機能
などが対応しています。
▲目次へ
1-4【タクシー】
西鉄 天神大牟田線 西鉄柳川駅にタクシー乗り場があります。
旧吉原家住宅まで約9km、片道2,600円程度だと思われます。
1-5【駐車場】
見学者用の無料駐車場があります。地図・黒1
収容台数 6〜7台
1-6【レンタサイクル】
旧吉原家住宅から約9km離れた西鉄柳川駅に、レンタサイクル・ステーションがあります。
[営業時間] 9:00〜18:00
[料金] 1日500円(電動 800円)
詳細は西鉄公式サイトへ。
▲目次へ
2【見学情報】
旧吉原家住宅の開館時間、休館日などの最新情報は、大川市公式サイトを参照してください。
2021.12
[開館時間] 9:00〜17:00(最終入館 16:30)
[入館料] 無料
[休館日] 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
公式サイトには書かれていませんが、私が訪れた時は、ガイドツアーをしていただきました。
とても詳しく、わかりやすく説明していただき、楽しく見学できました。
3【訪れた時の様子】
旧吉原家にやってきました。
附(つけたり)に指定されている御成門(おなりもん)。
幕府からの使者や藩の支配階級など、身分の高い賓客しか通れず、普段は閉まっていました。
訪れたのは1月上旬。門にはしめ飾りが。
▲目次へ
賓客を迎える主屋の上の間は、御成門をくぐった正面に位置し、客は玄関を通らず、直接屋敷に上がれるようになっていました。
5
この木は、屋敷が立てられたときからあったのだそうです。
玄関。
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▲目次へ
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三の間。
天井を見ると(画像が暗くて分かりにくいですが)、何枚もの板を並べてあります。
一方、上の間の天井はもっと大きな長い板=高級材となり、高級な部屋なのがわかります。
上の間。
▲目次へ
16
上の間の欄間。細かい細工がなされています。
木工の町、大川の伝統工芸です。
18
接客部分の部屋と濡れ縁の間にある、入側(いりがわ)。書院造に見られる造りで、御家来衆の控えの場でもあったそうです。
接客部分の濡れ縁。
京都から取り寄せた床材は、一枚10m以上。こんなに長く真っ直ぐな木材は、現在でもなかなか手に入らないそうです。
ここにも高い格式の証が。
次の間。
▲目次へ
一方、居住者と使用人が使っていた土間の梁。
楠(くす)の巨大な板を使っており、豪快なつくりとなっています。
23
土間の梁の中に見える、打ち出の小槌。節を隠すための棟梁の遊び心なんだそうです。このような細工は、屋敷のあちこちに見られます。
台所。
居住区域に設けられた2階。明治になり、藩がなくなってから設けられました。当初二階がなかったのは、ここからだと上の間や次の間の賓客を見下ろすかたちになってしまうため。
母屋の北側に建つ、2棟の土蔵。現在は資料館となり、吉原家の所蔵品を展示しています。訪問時は閉館中でした。
……それと、写真に写っているのは屋敷の案内をして下さった係の方。
建物の特色や構造はもちろん、吉原家の成り立ちから大川市の歴史まで、幅広い知識をお持ちで、こちらからの質問にも常に即答されていました。
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▲目次へ
4【旧吉原家住宅の説明】
吉原家は、江戸時代には町の別当職(町の行政的支配者)を代々勤め、後に大庄屋を兼ね、巡見使等の宿泊にも供された旧家である。
屋敷は南面し、正面中央に御成門を構え、前庭を挟んで主屋が建つ。主屋は部材の墨書より江戸時代後期、1825年の建築で、1838年には幕府巡見使の宿泊に備えて増改築が行われた。御成門はこの時に新造されたものである。
旧吉原家住宅は、複雑な屋根の構成と大壁造の重厚な外観、玄関から上ノ間に至る接客部分と、住居者用の内向き部分の動線が明確に区分された平面構成に特色がある。
また、楠の大材を使用した土間廻りの豪快なつくりと、優れた細工による座敷廻りの洒落た意匠とを兼ね備えている。江戸後期の上質な大型民家の姿を伝えるものとして、高い価値が認められる。
(文化庁国指定文化財等データベースより)
5【問い合わせ】
見学などについての問い合わせは、旧吉原家住宅へ。
電話番号 0944-86-8333
▲目次へ
このページは、以下の記述、説明などを参照しています。
大川市公式サイト
大川市観光なび
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
現地配布パンフレット
現地ガイドツアーの説明
サイトマップ > 福岡県 重要文化財 > 旧吉原家住宅
吉原家は福岡県南部の大川市にあり、江戸時代には別当職(町の行政的支配者)と大庄屋を務めた旧家です。建物は江戸時代の後半に建てられたもので、国の重要文化財に指定され、屋敷内を見学することができます。
1 アクセス
1-1 アクセスマップ
1-2 駅から徒歩
1-3 バス
1-4 タクシー
1-5 駐車場
1-6 レンタサイクル
2 見学のしかた(開館時間、休館日など)
3 訪れた時の様子(写真)
4 旧吉原家住宅の説明
5 問い合わせ
1-1【アクセスマップ】
旧吉原家住宅は赤マーカー1
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
1-2【駅から徒歩】
徒歩圏内(3km以内)に最寄り駅はありません。
一番近い駅は、西鉄 天神大牟田線 蒲池(かまち)駅で、徒歩約1時間20分(5.6km)です。
1-3【バス】
西鉄バス 中原(なかばる)高木病院前バス停から、徒歩約15分(1km)。
地図・黒マーカー2
西鉄 天神大牟田線 西鉄柳川駅と、JR佐賀駅からバスが出ています。
それぞれ、1時間に2本程度。
全国共通交通系ICカード利用可能。
佐賀駅バスセンターは、現地で「佐賀駅BC」と表示されていることがあります。
西鉄バスの路線、時刻、運賃検索は、
Yahoo路線情報 などの各種乗り換え案内アプリ
Google Map ルート案内機能
などが対応しています。
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1-4【タクシー】
西鉄 天神大牟田線 西鉄柳川駅にタクシー乗り場があります。
旧吉原家住宅まで約9km、片道2,600円程度だと思われます。
1-5【駐車場】
見学者用の無料駐車場があります。地図・黒1
収容台数 6〜7台
1-6【レンタサイクル】
旧吉原家住宅から約9km離れた西鉄柳川駅に、レンタサイクル・ステーションがあります。
[営業時間] 9:00〜18:00
[料金] 1日500円(電動 800円)
詳細は西鉄公式サイトへ。
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2【見学情報】
旧吉原家住宅の開館時間、休館日などの最新情報は、大川市公式サイトを参照してください。
2021.12
[開館時間] 9:00〜17:00(最終入館 16:30)
[入館料] 無料
[休館日] 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
公式サイトには書かれていませんが、私が訪れた時は、ガイドツアーをしていただきました。
とても詳しく、わかりやすく説明していただき、楽しく見学できました。
3【訪れた時の様子】
旧吉原家にやってきました。
附(つけたり)に指定されている御成門(おなりもん)。
幕府からの使者や藩の支配階級など、身分の高い賓客しか通れず、普段は閉まっていました。
訪れたのは1月上旬。門にはしめ飾りが。
▲目次へ
賓客を迎える主屋の上の間は、御成門をくぐった正面に位置し、客は玄関を通らず、直接屋敷に上がれるようになっていました。
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この木は、屋敷が立てられたときからあったのだそうです。
玄関。
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三の間。
天井を見ると(画像が暗くて分かりにくいですが)、何枚もの板を並べてあります。
一方、上の間の天井はもっと大きな長い板=高級材となり、高級な部屋なのがわかります。
上の間。
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16
上の間の欄間。細かい細工がなされています。
木工の町、大川の伝統工芸です。
18
接客部分の部屋と濡れ縁の間にある、入側(いりがわ)。書院造に見られる造りで、御家来衆の控えの場でもあったそうです。
接客部分の濡れ縁。
京都から取り寄せた床材は、一枚10m以上。こんなに長く真っ直ぐな木材は、現在でもなかなか手に入らないそうです。
ここにも高い格式の証が。
次の間。
▲目次へ
一方、居住者と使用人が使っていた土間の梁。
楠(くす)の巨大な板を使っており、豪快なつくりとなっています。
23
土間の梁の中に見える、打ち出の小槌。節を隠すための棟梁の遊び心なんだそうです。このような細工は、屋敷のあちこちに見られます。
台所。
居住区域に設けられた2階。明治になり、藩がなくなってから設けられました。当初二階がなかったのは、ここからだと上の間や次の間の賓客を見下ろすかたちになってしまうため。
母屋の北側に建つ、2棟の土蔵。現在は資料館となり、吉原家の所蔵品を展示しています。訪問時は閉館中でした。
建物の特色や構造はもちろん、吉原家の成り立ちから大川市の歴史まで、幅広い知識をお持ちで、こちらからの質問にも常に即答されていました。
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▲目次へ
4【旧吉原家住宅の説明】
吉原家は、江戸時代には町の別当職(町の行政的支配者)を代々勤め、後に大庄屋を兼ね、巡見使等の宿泊にも供された旧家である。
屋敷は南面し、正面中央に御成門を構え、前庭を挟んで主屋が建つ。主屋は部材の墨書より江戸時代後期、1825年の建築で、1838年には幕府巡見使の宿泊に備えて増改築が行われた。御成門はこの時に新造されたものである。
旧吉原家住宅は、複雑な屋根の構成と大壁造の重厚な外観、玄関から上ノ間に至る接客部分と、住居者用の内向き部分の動線が明確に区分された平面構成に特色がある。
また、楠の大材を使用した土間廻りの豪快なつくりと、優れた細工による座敷廻りの洒落た意匠とを兼ね備えている。江戸後期の上質な大型民家の姿を伝えるものとして、高い価値が認められる。
(文化庁国指定文化財等データベースより)
5【問い合わせ】
見学などについての問い合わせは、旧吉原家住宅へ。
電話番号 0944-86-8333
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このページは、以下の記述、説明などを参照しています。
大川市公式サイト
大川市観光なび
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
現地配布パンフレット
現地ガイドツアーの説明
No.120105
by h9w457y8i
| 2021-12-25 06:48
| 福岡
|
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