【重要文化財】 旧手宮鉄道施設 貯水漕

きゅうてみやてつどうしせつ ちょすいそう

国指定重要文化財
明治末期~大正初期(1912年前後)、竣工。



小樽の文化財レポートも、そろそろ終盤。雪まみれの遠景で恐縮だが。

JR小樽駅から歩いて約30分。
小樽市総合博物館の敷地内に、明治時代にできた、北海道初の鉄道施設が保存されている。

博物館の敷地の外、タンクの北側の道路から。
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どの画像も同じ位置から撮影。
他の場所からも撮りたかったが、敷地内からの貯水槽への接近は、雪に阻まれてムリ002.gif

率直な感想だが、単なる古びたタンクだな…015.gif
あらかじめこれが重要文化財だ、ということを知らなければ、絶対に見過ごしてしまうような雰囲気。



「主に蒸気機関車に給水する水を貯えた施設。
明治末期から大正初期頃に竣工したものと考えられる。
かつては、転車台の西方70〜95メートルの位置にある給水器へ地中に管を敷設して送水していた。
昭和49年(1974年)3月までは手宮駅構内で蒸気機関車が使用されていたことから、この貯水槽も現役で使用されていた。
長さ4.4メートル、ほぼ正方形のレンガ積み構造物の上部に貯水槽を載せている。
内部の梁には、19世紀末製造と思われるイギリス製レールが使用されている。」
小樽市公式サイト内案内ページより。



冬季(11月4日~翌年3月31日)は、敷地内にある重要文化財には近寄れず、屋外に保存されている貴重な蒸気機関車も、見学不可。



google map
by h9w457y8i | 2011-03-26 12:56 | 北海道 | Comments(0)

日本だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。


by h9w457y8i

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